ハミング・スイッチ
タイトル曲の1は、日産マーチのCMソング。このことが象徴するように、基本的には、創作の主体性を放棄したミニ・アルバム。2はもちろんさだまさしのカヴァーですし、3はずっと前にできあがっていたけども、埋もれていた曲です。4はサザンのカヴァー、5は斉藤由貴のカヴァー、6はセルフカヴァー。そのため、リーフレットには、「素晴しい作詞家/作曲家の方々に敬意を込めて(二階堂和美)」との謝辞が記されています。
邦楽の場合、オリジナルと大差のないカヴァーが多いのですが、今回はそれなりに大胆な解釈、編曲が行われています。そして、全曲を通じて、二階堂和美のヴォーカルが自由に飛び跳ねるところが、聴いていてとても心地よいです。ぼく自身は、5の「卒業」がとても気に入っています。
豊臣秀次―「殺生関白」の悲劇 (PHP新書)
歴史小説では物の役に立たぬ愚物として描かれることが多いこの武将の、知られざる一面――「文化的素養」を備えた「教養」のある武将としての意外な一面――に光を当てた書物である。限られた史料の丹念な分析を通じて、秀吉・秀次養父子の機微の変化を巧みに解明している。
御堂関白記 藤原道長の日記 ビギナーズ・クラシックス 日本の古典 (角川ソフィア文庫)
平安時代の最大の権力者藤原道長の日記です。平安時代の貴族といえば、優雅な印象でしたが、実際には、些細な事務処理に翻弄されたり、人事に頭を悩まされたりと、意外に雑事に忙殺されている姿が意外で、大変興味深く読みました。時の権力者が、どういう生活で、心情であったかが垣間見れて、面白かったです。歴史の勉強にとても良いと思います。書き下し文や、解説が付されていて、とても理解しやすい本です。
天(tin)
初めて聴いたときは、???何なんだ?って感じだった。
初めて洋楽を聴いて、意味が分からないけど心踊るのを思い出した。
とあるラジオ番組で「下地勇」さんを紹介されて、その人間味あふれる人柄、郷土を愛する大らかさに感動してしまいました。
全曲「みゃーくふつ」沖縄 宮古島方言で歌われた音楽は、レゲェあり、サンバあり、ブルースあり、フォークあり。独特の世界観がそこにある。何も分からないまま聴いていても、心落ち着く音楽。標準語訳を読み、さらにその世界にのめり込むことができる。
この曲には、彼の描く美しい宮古島の世界がある。彼の生まれ育った島、青く透き通った空と海、多くの人々に見守られて育った島を感じることができる。
行ったことのない私にも、彼の描く美しい!宮古島を感じることができたように思う。
目をとじれば、ゆっくりと流れていく時間。心あたたまる音楽、そして歌。自然に心揺れ、心癒される。何か失いかけたものを、思い出させてくれる好い音楽。
いつか行ってみたい、宮古島に…