REMINISCENCE
原曲のアレンジやイメージから思いっきり自由になってカバーしています。
Bonnie Pinkとゲストが曲を自由に解釈しているので、カバーアルバムというよりオリジナルアルバムに近い。私の印象ではそんな作品。
「The Origin of Love」、「Your Eyes」、「真夏の果実」が好きな曲です。それぞれオリジナルは強烈な個性を放つSingerの曲ですが、見事にBonnie Pinkの世界に再構成しています。
陽と陰で言えば多分陰の方の作品ですが、じっくり心にしみいるような感覚が好きなアルバムです。
First of a Million Kisses
なんて瑞々しいボーカル。
曲のクオリティも、歌詞も、アレンジも、完璧。
20年前にこれがリリースされた時、中学生でした。
当時ヒットしていた「Perfect」が好きで、カセットテープに録音して聴いていましたが、
華やかかりし80年代音楽シーンの中では、かなり地味な存在。
血気盛んな中学生は、いつの間にかテープの存在も忘れてしまっていました。
それが、また聴いてみたくなって、ちょっと引っ張り出してみたのが7年前。
正直「ええ?」と思いました。
色褪せるどころか、記憶の印象をはるかに越えて鮮やかに鳴り響く音楽に、
一気にはまってしまったのです。
どの曲も甲乙つけ難いのですが、特に挙げるなら「Allelujah」は出色。
とにかく「歌うことが楽しい」という気持ちがみなぎっているような
この時期のエディのボーカルには、歌の神様が下りてきたような感覚すら覚えます。
(アルバム「ay fond kiss」にAllelujahのライブが収録されていますが、
こちらもさらに溌溂として素晴らしいです。)
「100万回のキスのうちの、最初の一回」という名のこのアルバム、
私にとっては、100万回のファーストキスぐらい、いつまでも新鮮です。
ファースト・キッス
オリジナルアルバム1枚、大ヒット1曲だけを残して解散したフェアーグラウンド・アトラクション。
しかしその存在感は、正しく80年代の奇跡といえるのではないでしょうか。
名曲「パーフェクト」は、他のどのバンドも真似できない独特のインパクトがあります。
そしてパーフェクト収録のこのアルバム「ファースト・キッス」ですが、
ボーカルのエディ・リーダーの美声が光る名盤に間違いありません。
聴けば聴くほどに味わいが溢れ出す傑作ですね。
ジャケも有名で、80’sアルバムジャケの中では上位に入る素晴らしさです。
これも80’sコレクター必聴、必携のアルバムなのですよ〜!!
ファースト・キッス
多分これまで聴いた全ての曲の中で、最も好きな曲の一つである「Perfect」を含む、彼らのデビュー作品。「Perfect」以外にも、skiffleと呼ばれるアコースティックな響きが好きな人にはたまらない良い曲ばかりが収録されています。しかし、このバンドは、デビュー後程なくして解散してしまい、この作品はデビューアルバムであると同時に、彼らの最後の輝きにもなってしまいました。魅力的な音楽は、BGMとして流すだけで部屋の空気を変えてくれます。この作品は、まさにそんな不思議な力と魅力を備えた作品だと思います。
First of a Million Kisses
今までで一番ハマッたアルバムです。
特に女性にお勧めではないでしょうか。
エディ・リーダーの透き通る伸びやかな声にアコースティックギターやベースの素朴な音色が混ざり合い、とても聴き心地の良いサウンドです。
日本に居ながらにして、イギリスの街に引きずりこまれたような気分に浸れます。
エディ・リーダーの原点なので、是非最初に聴いてみてください。そしてあなたの一生の宝物にしてください。