横山光輝 三国志 第12巻 [DVD]
ビデオ版と同じならば「徐庶の母」「三顧の礼」「孔明:初陣」「孔明大手柄」の4話が入っているはずです。ほぼ漫画のとおりではありますが、孔明の妹とか、漫画に登場していない人物も出てきます。そして、またか〜と思うところですが、「赤壁の戦い」でこのアニメシリーズは終わっています。どうせなら、先までやって欲しかったと思うのですが、なんせ漫画は60巻あるので、全部のアニメ化は難しいのでしょうね。
登場人物の声に関しては、漫画を読んでいた時に、私が自分の頭の中で想像していた声とぴったりの声でした。特に、諸葛亮と関羽、曹操!呂布の声は、ちょっと・・・(笑)私のイメージにはあいませんでした。
このアニメ、オープニングとエンディングもいいです!(ただし、エンディングテーマは、シリーズ最初の方と最後の方では全く違う曲とアニメーションですが)
ビデオを初めて観た時は、あの横山光輝さんの絵がカラーで動いて喋るなんて、と感動さえ覚えました。ましてやDVD、映像も格段といいものなのでは?
三国志ファンなら、特に横山光輝の「三国志」のファンの方は、このアニメシリーズは必見でしょう!
三国志大戦3 公式全国大会 覇業への道 鳳翼天舞 DVD(DVD付) (エンターブレインムック)
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Romance of the Three Kingdoms (Tuttle Classics)
英語レベル☆☆☆☆(上級者:英検準一級以上)
Taylor訳三国志演義は、原典に比較的忠実な英訳として定評がある。Taylor三国志は格調高い英語で表現に若干古臭さはあるものの非常にわかりやすい。かなり中世騎士道的世界に一脈通じるものを訳者は感じているのだろう。日本で広く読まれている吉川英治の三国志およびそれを下敷きにした横山三国志とは若干違う面もある。前半部分、劉備初恋の相手芙蓉姫のくだりは吉川氏の完全な創作なので当然Taylor版にはなし。呂布を董卓暗殺へと駆り立てる美女貂蝉もTaylor訳では呂布を暴君董卓暗殺という大義に目覚めさせるとそこでお役目御免といった感じ。一応、呂布の側室ではあったが子供は正室が作らせなかったと後の章で出てくる程度だ。また、吉川三国志が省略した諸葛孔明没後の三国志世界もきちんと描いている。問題は地名、人名がほとんど中国語読みであるという点。中国語辞典は必需品。
横山光輝三国志大百科 永久保存版
違う作者の三国志を読むと、物語が全然違う。
横山さんの三国志が正しいと信じていた自分が懐かしく思います。
なんといっても、董卓がやせていることで有名ですが、絵が優しい。
歳をとらないし、顔の線が少ない。
ゆえに老若男女誰でも読むことが出来ます。
親が、"そんな漫画を読んで"と発狂することがあるかもしれませんが、文庫本で30巻あります。
それだけの巻数を把握できる頭を持つ子供ならばきっと頭脳明晰なはず。
母親を論破できるでしょう。
そんなことはいいとして、星2つ減らしたのは、
本書の解説があまりにも横山三国志に偏っているからです。
偏っているのが当たり前だと思うのですが、横山三国志が正しい三国志として解説しているので、違う三国志を読まない人は信じてしまう可能性が高い。
劉備が正義、曹操が悪でもいいのですが、どうせ三国志を堪能するなら、登場人物すべてが英雄扱いしてほしいと思ってしまいます。
横山三国志のファンなら持つべし。
アジア三国志
まずは、日本、中国、インド3国の政治経済状況を、実に要領よく纏めて解説している著者のジャーナリストとしての手腕に敬服させられる。特に、我国ではあまり正確には理解されていないインドと中国の間の関係については、日本語になった一般書としては本書の右に出るものは無いだろう。21世紀の今後の世界について、もっとも大きく動くのはアジアであろうという著者の予言には説得力がある。
日本人読者として視点で言えば、恐らく英語を通じてしか情報や文献を得ていないと思われる著者が、ここまで日本についての詳細な観察をしたということには驚嘆する。
しかし残念ながら、それにはやはり限界があると思わざるを得ない点も否定できない。就中、いわゆる歴史問題に関する理解の仕方が、あまりにもステレオタイプである。
著者は、極東軍事裁判が公正さを欠いた過った裁判であったことは認めているのだが、その一方で、日本軍が行ったと喧伝される「蛮行」については、それが果たしてどの程度の歴史的真実であったかについてはあまり関心をしめさず、多かれ少なかれ実際にあったことだという大雑把で且つ一方的先入観から踏み出さない。著者は、この点に関する中国の宣伝に甚だしい誇張があることには感づいてはいるものの、靖国神社の遊就館より南京の博物館の展示の発するメッセージに重きを置いて考察を進めていく。その結果、歴史認識問題に関して今後の日本が取るべき姿勢についての著者の提案なるものは、はなはだ現実性が乏しく、かつその効果が疑わしいものでしかない。
日本が著者の提案に従った行動をとっても、そもそも歴史カードを意図的に使う中国共産党政権の”政治的悪意”を払拭することは出来ないだろう。
しかしこの点について著者を責めるのフェアではないだろう。何故なら、戦後の日本人は、この点について外国人に向かって外国語で、何ら体系だった主張や弁明をしては来なかったのだから。だから本書は、欧米人の目からみた戦後日本がどのように見えているかを知るための良書でもある。