ウルトラ・ソングブック
2010年にして、『ウルトラセブン』が面白くてたまらなくなりました。
そんな私には、セブンのサントラもいいけれど、『ウルトラQ』のおなじみ主題歌から始まるコチラが
昭和の香りプンプンでたまりません。
お世辞でなく、名曲ばかり。
聴いているうちに、元気が出ます。
付属の冊子に「<癒し>だけでなく、立ち上がる<勇気>も与えてくれる歌たち」と書かれていて、
その通りだと思いました。
こんな暗い御時勢には、必携の1枚かも知れません。
美玲さんの生活。super!
第一弾に感動したぶん、ちょっとがっくし…
手書きすくなっ!!!
安いし可愛いから贅沢かもだけど…
前作のクオリティーをけっして超えてない気がします。↓
superではない(>_<。)
SEVENTEENに載ってる
「美玲さんの生活。」が最後にありますが、あんなミニサイズだと思わなかった(*'д`*)…
ファッションやメイクが詳しかったのでそこはgoodです☆ ゆるかわ系を勉強できます(☆▽☆ )♪ 第三弾に期待?♪
TVサイズ! 特撮ヒーロー主題歌大全 1966-1976
TVサイズでざっと聞くには調度良く、充分楽しめます。マニア向けというより初心者やこういうCDをまとめて持ってない方には最適でしょう。音源は、ほぼオリジナル曲で音質についても数曲以外はマスターから起してると思われ、大変良いです。ただ、後編のCDを含めてウルトラやライダー、戦隊シリーズ、メタルヒーローに不足の曲が…。ウルトラ・ライダー・戦隊・メタルヒーローはそれぞれシリーズのTVサイズ主題歌集が出てるので中途半端にOP曲入れるよりも思い切ってプログラムからはずした方がきちんと揃えたい人には無駄にならずいいと思います。なので評価は☆4つです。普通に聞いてる分には充分楽しめるので後編共々ドライブのお供にどうぞ。
アジア海道紀行
東アジアを巡る紀行文です。
鑑真が到着したと伝えられる港(鹿児島県坊津)を皮切りに、中国・長江の河口、上海から舟山群島、寧波を訪ねます。
そして、長崎、韓国の釜山、済州島を経て、再び北九州の平戸、松浦へと続きます。
東シナ海をぐるりと一回りして、著者はいわば”環東シナ海文化圏”とでも言うべき文化圏について思いを馳せます。
今でこそ、ややさびれてはいますが、古来、おそらく古墳時代の昔から文化は大陸からこの東シナ海の海の道を通って、
東のはずれの弧状列島に渡ってきました。
著者はその現地を訪ね、かつての海道の残り香を上質の文章ですくい取ってくれます。
選び抜かれた言葉がそれぞれの街の面影を鮮明に語ってくれます。
著者が訪ねた街に一度行ってみたくなるのは、私だけでしょうか?
復興の道なかばで――阪神淡路大震災一年の記録
繰り返し書かれているのは《情報は必ず「時遅れ」である。特に公式の情報が甚だしくそうである。ボトムアップという日本方式が時遅れをさらに大きくする》ということ。それを補うのは想像力であり、《情報はイマジネーションがなければ意味をなさない》とまで語っています(p.35)。
もうひとつは心筋梗塞の多さ。《人々の期待に応えるために働いた無理が心臓に来ていると私は思う》というのは重い言葉だと思います。そして、入浴直後や、自宅に向かうタクシーの中なども危ないそうです。《一気に力を抜いてはよくない。徐々に力を抜かなければならないのである》というのも、もし東北の方々がご覧になっていたら、参考にしてください(p.49)。古い食べ物でもよく咀嚼して嚥下すれば若い人は胃酸が殺菌を行ってくれるが、水で胃酸が薄まるので食後30分は水分を取らない方がいい、というアドバイスは初めて聞きました(p.126)。 いろいろ、情報の出し方でヒステリックになっている方も見られますが、《うっかり言えないのは、予言が暗示になってしまうことがあるからだ》というあたりは、ぼくは納得できます(p.72)。
また、自殺は男性に多く、女性にはPTSDが多いというあたのもなるほどな、と(p.122-)。
それと「戦闘消耗」を防ぐためにも復興で頑張っている方には3週間程度で休暇を与えなければならない、ということも繰り返し語っています。「戦闘消耗」とは、ベテラン下士官などが、もうどうにでもなれ、と銃を捨てて寝そべってしまう現象だそうです(p.79)。