ヘタリア 5 Axis Powers 特装版 (バーズ エクストラ)
まず主要メンバーが中心となっています。
サブキャラが好きな方は、そのキャラクターの活躍はほぼ期待しないほうが良いです。
しかし最近(2〜4巻)では、キャラも増えたせいかメインの枢軸・連合の絡みが少なかったので、久しぶりに彼らの絡みが多く見られます。
つい1巻を思い出して懐かしく思ってしまいました。
特装版の小冊子では枢軸・連合・表紙の5人の表情や全身が載っています。
普段どのように描いているかというのを詳しく書かれていますので、彼らのイラストをお描きになる方は凄く参考になると思います。
豆知識やカラーも豊富で、私的には満足ということですが
やはりサブキャラがほぼ活躍無しというのもあるので最終的に★4にしました。
しかし買って損は無いと思います。
ヘタリア ドラマCD 第一巻~心の底からヘタリアをマンセーする~
プロローグCDも聴いてからこっちを聴いたんですが
とても面白かったです。
印象としては米と英がやたら出てきて絡むなぁ、と。
完全に女性向きな感じですね。
勿論原作にほぼ忠実で、聴いているうちにキャラの絵が浮かびました。
ドイツのマジ切れっぷりが本当に怖かったです…!(笑)
1.Prologue(プロローグ)(オールキャラ)
2.ヘタリアと愉快な仲間たち
3.世界のお色気担当(仏・英中心)
4.出稼ぎリトアニア(米・英・リト)
5.のんのか枢軸(日・独・伊・オーストリア)
6.スーパーサイズユー!(米)
7.お誕生日おめでとう!(米中心・英)
8.世界の中心でSOSを叫ぶ(オールキャラ)
9.キャストコメント
という感じです。
やっぱりアメリカとイギリス中心ですね。
この二人の掛け合いと関係が面白いので、全然構わないのですが。
あと聴いてみたらわかるですがフランスのセリフが面白いことになってます…!
初回特典はこのパッケージトレカです。
あとドラマCD第二弾と連動した応募券も封入されています。
アニメ化も決定したことですしキャラの声に慣れておくという意味でも
このCDを聴いてみては如何でしょう??
(アニメとドラマのCDの声優さんが一緒とは限らないですが…)
ちびさんデイト (2) (バーズコミックス デラックス)
約三年ぶりになる、ちびさんデイト第二巻です。
私は雑誌の方は購読していないし、発売するか不安でしたが、発売して良かったです。
この巻でも、可愛らしい小物や繊細な背景、お洋服等に作者のこだわりを感じる事が出来ます。
悩み多き主人公が主軸の物語ですが、彼の絵画に対する姿勢や煩悶は、絵画に親しくない私ですが共感出来る部分があり、だからこそこの巻で新たに登場する人物の言葉が刺さりました。
次の巻での主人公の選択が気になる所ですね。
それと、可愛らしいベイカー姉妹と気ままなフィッシャーの出番は少なめです。少し寂しい。
ちびさんデイトは癒される暖かなタッチで描かれていますが、この巻ではそれだけではない、主人公の焦りにスポットが当てられていると感じました。
次巻を楽しみにしつつ、主人公を応援してゆきたいと思います。
ヘタリア〈3〉Axis Powers (BIRZ EXTRA)
1巻・2巻とは読後感が大分異なりました。
2巻までは国民性をネタにしたエスニックジョークやほのぼのとした4コマが中心でしたが、
今回は歴史を中心にしたシリアスな話が印象に残りました。
何より擬人化各国の一国一国が「キャラ」として立ち、
背後に国史とは別の「彼ら自身の物語」が育ち始め、
「各国を擬人化した風刺漫画」というよりは、
「各国の名前をした長命なキャラ達が繰り広げる歴史的物語漫画」という感じがしました。
これはこれで面白いのですが、
シリアスな話は長い物語の一部分を切り取って見せたようなブツ切り感があります。
「いいとこ取り」や「これから始まる話の前フリ」という雰囲気で
それ自体で完結していない話が、
しかも地域・時代を越える話が連続性なく次々と何本も展開されていく為、
読んでいて頭の切り替えが出来ず、申し訳ないのですがやや気持ち悪い感じがしました。
今回、書き下ろし=ネットで予め見ていない初読のネタが多く、
その多くが歴史関連ネタだったので、
余計その傾向が強まったのかもしれません。
それぞれの話をもっと掘り下げて、
丁寧に描いて欲しいと個人的には思います。
絵は以前より更に美しさに磨きがかかって、
鉛筆画ですが、筆者の柔らかい雰囲気が好きな方にはそれだけでも眼福かと思います。
1・2巻は、買って読んだ後人に勧めたくなりましたが、
3巻はちょっと、他人に薦めるのは躊躇われるかな・・・読む人を選びそうです。
楽しく読める漫画ではあります。
特装版に付いているオマケの冊子は、書き下ろしも多くファンの人は買って損のない内容だと思います。