フジテレビ系ドラマ オリジナルサウンドトラック「Dr.コトー診療所2006」
現在、ON AIR中のドラマ、「Dr.コトー診療所2006」前作にも増して人間模様を深く描いている内容で毎週見ていますが、今回そのサントラ盤のCDを見つけて購入したが、ドラマに劣らずサウンドトラックも見事な出来栄えに驚嘆・・・リスニングルームに是非備えておくべき一枚
Dr.コトー診療所2004 DVD BOX
親子愛、夫婦愛、男どうしの熱い友情、そしてそれぞれの人物の新たな旅立ち…後半は特に涙が止まりませんでした。
「自分の家族だけは大丈夫」と思いたいものですが、
現実に誰かが病気になることで、いろんなことが変わってしまう。
でも、きっとそのことによって見えてくるものもある。
星野家の人物たちの葛藤を通じて、それを学びました。
このドラマを見ていると、突然ふりかかってくる病気の恐ろしさを感じますが、それ以上に人間っていいなと思えます。
昔は剛洋に漁師を継がせることしか考えていなかった剛利。
息子の夢を実現させるために、自分の大切なものを手放す男気に感動しました。
小さい島が舞台のドラマですが、ふだん私たちが忘れがちな、でも忘れてはいけない大切なことがたくさんちりばめられていると思います。
Dr.コトー診療所 25 Dr.コトー、想い悩む。 (ヤングサンデーコミックス)
星野さんに乳ガンという試練を与え、医者を目指して島を離れるという
展開にしたものの、彼女の代わりに島にやってこさせたミナちんも
しょせんは星野さんの代わりにはなり得ず、とうとうミナちんを他へやって、
星野さんを戻して、また初めの路線に戻した・・・という感じが否めないのですが、
まあこれが一番安心して読める展開ではあります。
でも、プロポーズまでしたコトー先生と一緒にいるのに、
二人がそのことについてどう考えているのかがまったく描かれないのが
何か不自然なような気がします。
星野さんが島を離れるまでのいきさつはなかったことにしたいのかな。
LOVE STORIES IV~scene~
「私の青空」の本間勇輔、「新撰組」の服部隆之、「こころ」の吉俣良ら今をときめくテレビ音楽作曲家が1994年から2003年の間にフジテレビのドラマのために作ったテーマ曲集です。本間勇輔の「警部補古畑任三郎」のオーケストラの使い方や吉俣良の「おいしい関係」の弦楽などは、後年の「私の青空」や「こころ」に繋がるものが有りますね!
Dr.コトー診療所 22 (ヤングサンデーコミックス)
柚原のエピソードの終了と新たな展開へと繋ぐ話で構成されていますが
全体的に彩佳よりの話になっていると感じました。
登場する人々が様々な感情を出してる展開はいつもと変わりなく安心して
読めますが、比較的平板な展開とも言えます。
しかし1点だけ気になることが。
この第22巻を読んだ後に、ぜひ第1巻を読み直してみて下さい。
気になる点が分かります。(ネタバレになるので伏せました。)