僕の生きる道 (角川文庫)
僕は、小説はあまり読まないんですけど、この本は、とてもすばらしいです。
テレビとは、違った何かを感じます。
まだ、このドラマを見てない人、もう見た人も、ぜひ読んでみてください。
僕の歩く道 オリジナルサウンドトラック
僕道シリーズ、すべてが、優しく、ドラマのどの場面にも一体感があり、心、落ち着きます。
特に、今回は、テーマ「純粋」に調和して、じんわりと優しさがこみ上げてくる、そんな感じです。
スローテンポ=スローライフ、どの曲もせわしさが無く、穏やかになりますね。
僕の生きる道 DVD-BOX (デジパック仕様セット)
放映中は見たことがなくて、レンタルで借りて見たらはまってしまいました。
主人公が死を宣告され、残された人生を生きていくのを、見るのは辛かったのですが、最後の死を迎えた後も、彼の想いが伝えられていくのが分かって良かった。
結局、何度も見たくなって、DVD−BOXを買ってしまいました。
草薙君が熱演しています。本当に芝居がうまい。病気の進行に併せて体重まで落とし、演じた姿に凄みがありました。夕方は食事しない、とか大変だったそうです。
矢田亜希子も素敵でした。彼女はこういう役の方が似合う気がします。
主人公を見守る同僚の教師 森下愛子は見ていて切なかった。
そして、主治医の小日向文世の演技が見事。「今、会いにいきます」といい、はまり役です。患者にとって理想的なお医者様ですね。
このドラマで綾瀬はるか が生徒役で出演していましたが、彼女が後のセカチューで大幅な減量までした演技を見ていると、草薙君の演技が影響を与えたろうな、と思いました
本間勇輔の音楽も印象的でしたし、素晴らしい作品です。スマップの主題歌の「世界にひとつだけの花」も最高です。この歌が流れると、ドラマがどんな結末であっても、ほっとしました。
見直す度に、練り上げられた脚本と編集の良さが伝わってきますので、未見の方にもお勧めいたします。
なお、BOXについている音楽ドラマがあります。草薙君と矢田さんのドラマで、本編とは別の素敵な作品です。こちらも、お勧めです。
僕の歩く道
これまで『僕の生きる道』『僕と彼女と彼女の生きる道』と続き、この『僕の歩く道』が“僕道シリーズ”の最終章となりました。私は前2作も大好きで、本とDVDを買って何度も見返し読み返ししている“僕道シリーズ”の大ファンなのですが、今回の『僕の歩く道』が一番好きです。周囲の人達が、主人公の輝明によって変わっていく様子がすごく丁寧に表現されていて、毎回温かい気持ちになりました。本書は、そんな気持ちを文章の行間から読み取れますし、また違った温かさを感じられます。ドラマを観た人も観ていない人も読んで欲しい一冊です。表紙の剛くん=輝明の表情も素敵ですよ!