それいけ! アンパンマン ブラックノーズと魔法の歌 [DVD]
2歳の娘のクリスマスプレゼントに購入しました。最初は、なんとなく暗い感じがするなぁと思って見ていましたが、歌う事が中心でなかなか楽しい話でした。
早速、連続4回リプレイさせられました。
君の好きなとこ
この歌、すごく素敵ですね!。
こそばゆくって、切なくって、胸がキュンとするくらい、愛しい感じがする歌で、今のところ一番のお気に入りです♪。
心地よくて、何回でも聞きたくなりますよ。
「君の好きなとこなら 星の数ほどあるのに 1つも言葉に出来なくて」というところは、特に大好きで、何故か涙ぐんでしまうくらいです。
演歌の女王 DVD-BOX
視聴率も伸びず、世間の評判も今一つであったこのドラマ、元々の発想はあくまでもコメディーであり人情喜劇、言ってしまえばコントであったと思われる。原田泰造が天海祐希の相手役に選ばれた事も、それを暗に示している。
世間の評判はどうであれ、個人的にはあくまでもシュールなコメディーであった前半は結構好きで、ずっとそのままのノリで最終回まで突っ走れば、傑作を意味する☆5つまではいかないにしろ、良作である☆4つの価値はあったと思う。
まず、キャラクターが良い。
美人で人は良いのに、幸薄く冴えない演歌歌手のまま結構な歳になった大河内ひまわり(信友幸子)は、多くの作品で同性に憧れられるアイコンを演じることが多い天海祐希には珍しいキャラクターではあるが、流石にこれも魅力的である(むしろ男性の立場からは、頼り無いけど可愛い、女性的な魅力が出ているキャラでは)。
その他も、苛められっ子からひまわりの弟子になった存在感の無い貞子、毎回コスプレで登場する子供時代のひまわり(福田麻由子)、なぜか役名がそのままな温水刑事等、中々楽しいキャラクターが揃っている。
毎回ひまわりが大怪我するもすぐに軽症で退院する等、ドリフばりのお約束のオチも楽しい。
ところが、残念な事に視聴率や評判を気にしてテコ入れを行ったのか、後半から妙にシリアス路線になり、勢いを失う。
常に「女王の教室」を引き合いとして意識される運命にあったのかも知れないが、全てのTVドラマが何らかのメッセージやリアリティー、社会性を追求する必要は無く(そもそも、「女王の教室」も、根本は刺激ある娯楽を求める視聴者の為のエンターテイメントだったのでは?大げさな音楽や演出から、当方はそう感じていたが)、あくまでもユニークかつ愛らしいキャラクター達を毎回楽しむ、気楽な喜劇だってファンは必ずいるのでは。
女性演歌歌手が思わず被虐待児童を引き取って面倒を見るとか、温泉での歌謡ショーを抜けざるを得なくなったひまわりの代わりに「小ひまわり」なる芸名で代役をする中学生の貞子など、「有り得ない、リアリティーが無い」等と言う人達もいただろうが、これはコメディーなんだから。当方はこういうシュールな展開、嫌いではないです。
視聴率や評判に左右されるのはTV界の常ながら、個人的には非常に惜しい作品でした。きっともっと良作になれた。
淡谷のり子~ブルースの女王~
カラオケで他の人が雨のブルース、君忘れじのブルースを歌うのを聞き、その曲に惹かれ涙がこみあげてきました。作曲が服部良一や長津義司、作詞が藤浦洸など往年の優れた方々。即アルバムを購入聞き、歌は作詞・作曲と歌手の3人の芸術家の力がミックスして人の心をうつのだと痛切に感じました。淡谷のり子はブルースの女王といわれていますが、このアルバムを聞いて彼女の真髄は、シャンソンにあると認識しました。特にアデュー、暗い日曜日、愛の讃歌は圧巻。淡谷のり子はカンツォーネ、オペラなどの声量もある日本の生んだ第一級の歌手であることがよくわかります。その人がより万感の思いをこめて歌いこなすこのアルバムは永遠に残ってほしいと思います。遠かったシャンソンがより身近になりました。ちなみに私は59歳です。新人の歌手が排出され、本物の歌手が育たたないなかで、大人が聞きほれるアルバムです。CDプレーヤーが壊れ、合わせてこのCDも一部壊れたため、追加で2個も注文してしまいました。
徒花図鑑 齋藤芽生作品集
絵には人に見せびらかす絵と独りこっそり楽しむ絵とが
あると思います。これは後者の絵です。
オリジナルを所持していても自室に掛けて
誰にも見せません。
朝日新聞の歌壇の挿絵シリーズで初めて見て以降
展覧会のカタログを取り寄せるなどしてきました。
一冊の本として世に出たことが嬉しいような
自分だけの画家さんの気分を味わっていたかったような
複雑な気分です。
透明感のある薄暗く静かな色の奥にお話が沈んでいます。
どうとでも解釈のできるような話ではないので
人を選ぶかもしれません。