奇蹟のコンサート~セントラルパークLIVE(初回限定盤)(DVD付)
2011年9月15日に、『ニューヨーク・シティ』へのスペシャル・ギフトとして、無料でセントラル・パークにて開催されたライヴである。バックは、ニューヨーク・フィル。指揮はアラン・ギルバートである。アンドレア・ボチェッリ(Andrea Bocelli 、1958年9月22日-)について触れておくと、現代イタリアを代表するテノール歌手である。12歳の時にサッカーボールを頭に受け脳内出血を起こし失明している。その障害を乗り越えて法学博士号を取得し弁護士として活躍していたが、歌手の夢が捨てきれずにいたところ、ルチアーノ・パヴァロッティとイタリアを代表するロック&ポップス歌手のズッケロ(ジョジョのスタンド使いに出てきましたね)に見出され、デビューしている。
最も有名なのは、2006年のトリノ・オリンピック閉会式で『Because We Believe』を歌ったことではないだろうか。最近では、2010年4月30日に中国で行われた上海国際博覧会のオープニング・セレモニーで、パヴァロッティの代名詞ともいえるオペラ『トゥーランドット』のアリア、『誰も寝てはならぬ』を披露している。
でこのアルバムだが、実にいい雰囲気なのだ。こういうコンサートを『プレゼント』するところがアメリカらしい。最も好きなトラックは『Time to Say Goodbye (Con Te Partiro) Duet with Ana Maria Martinez』。実に自然で癒される。続いてが『Nessun Dorma - Puccini - Turandot』。もう最高である。
アンドレア・ボチェッリは、トニー・ベネットの『デュエット2』の中でも『Stranger In Paradise』を披露している。もう大人気なのだ。
My Love: the Ultimate Essentia
イギリス盤1枚ものは18曲、イギリス盤2枚組はその倍の36曲。 しかしアメリカ盤は1枚もの17曲に対して,2枚組は9曲増の26曲なのでバランスを考え曲順を変え各ディスクに13曲ずつ振り分けています。
アメリカ盤2枚組のみ収録:
「(You Make Me Fell Like) A Natural Woman」(イギリス盤{Falling into You}にのみ収録、因みに日本盤では代わりに「To Love You More」を収録)
「I Knew I Loved You」(エンニオ・モリコーネ・トリビュート・アルバム{We All Love Ennio Morricone}より収録)
アメリカ盤2種類にのみ収録: 「Where Does My Heart Beat Now」
「If You Ask Me To」「The Power of the Dreams」
*イギリス盤と違い「It's All Coming Back to Me Now」「All by Myself」の2曲は[Album Version]を採用。
イギリス盤とアメリカ盤の2枚組のみ収録: 「River Deep Mountain High」「Pour Que Tu M'aimes Encore」「To Love You More」「Dance with My Father」(ルーサー・ヴァンドロス・トリビュート・アルハム{An All-star Tribute to Luther Vandross}より収録)
「Love Can Move Mountains」「The Prayer」
*「Tell Him」はイギリス盤1枚ものにも収録されています。
企画物アルバムからの2曲はオリジナル・アルバム未収録です。
ポール・アンカとのデュエット曲「It's Hard to Say Goodbye」も収録されていれば良かったのにと思います。
ジャケット等の表示ではDISC1,2共に13曲ですが、DISC2の14曲目に隠しトラックとして「My Love [Radio Version?Album Versionと違い無し]」が有ります。
ヨーロッパではシングルとして発売されていますが、アメリカでは現在R&B等の一部のジャンルしかシングルが発売されなかったり、出しても売れないのでこのような措置をとったと思われます。