Molecular Biology of the Cell 5E - The Problems Book
"Molecular Biology of the Cell"は細胞生物学の本質を突いた本であり、「目から鱗」的な記述が何カ所も見られる。この本を読めば、生物学の本質が理解できる。更なる理解には演習が欠かせないが、そのために役立つのが"Problems Book"である。問題は、Yes,Noで答えるものから、思考問題、データを解析する問題まで、多岐にわたっており、適当な問題を選択して使用することができる。しかしながら"Molecular Biology of the Cell"をよく読んでおいても解答しにくいような問題も多く見られる。多分、著者以外の人たちが解答してみて、そのフィードバックを取り入れるという様な試みがあまり行われていないのであろう。しかし多くの問題があり、取捨選択することができるので、この点はあまり大きな問題ではないかもしれない。
カラー図解 アメリカ版 大学生物学の教科書 第1巻 細胞生物学 (ブルーバックス)
生物学を基礎から学びたい人、高校生や大学で初めて生物学を学ぶ人の入門書としておすすめな本である。
挿絵も多く、解説もやさしいので手元に置いておくだけでも意味があると思う。
続巻がでるようですので、是非そろえたい。
歌う生物学
『生物学を歌って覚えよう』というコンセプトのこのCD、実際に勉強に成果が有るかは疑問ですが(^^;)なんか生物学が愉しそうに思えるのは確かです。
これをさらに発展させて『歌う生物学』として高校の生物の参考書(CD3枚付)も出ていますが、個人的にはこちらの方がとても好きであります。特に『一生のうた』の身も蓋も無いトコは最高です。なお、解説文が無いと面白さは半減します、中古販売の場合ブックレットが完全であるかは確認出来る様にして欲しいです…(私の購入したのは歌詞のみでがっかりしました☆)
[新世界]透明標本~New World Transparent Specimen~
「新世界」とタイトルに付けられているように、
いつも見ている・知っていると思っていた生物たちの新しい世界。
学術的な情報がほしければ専門書をひもとくのが一番ですが
この本は手軽で、プレゼントにも最適。
解説がシンプルでレイアウトが良いと思います。
生物に命があった時の躍動感が伝わるような美しい写真が特徴で
透明になった筋肉を支える、染色された骨のデザインにワクワクします。
生物って素晴らしいですね。
魚、甲殻類、軟体動物、両生類、爬虫類、鳥類、哺乳類。
様々なカタチに興味がある方は是非、手に取ってもらいたいです。
Sky Mouth
この臨場感はまぎれもなく、日常におけるライブそのものだ。
先ずは冒頭二分の『生物学』で直前までいた世界と自分を分断してくれる。
どこまでも深読みできる、情報が限定された歌詞は
「輝く目の君」を橋かけにして、『天使の胃袋』へと繋ぐ。
そしてこの最高の開放感に身を委ねたいのに「物足りない」ってなる。
現実と虚構がこんなにも接近している音楽が他にあるだろうか?
『冷血と作法』ではもはや前後不覚になって
自分の感情が言い表すことの出来ない状態になる。
不穏だ。これがファーストシングルかよ。
この体験を多くの人にして欲しい。
そう願わずにいられない大作だ。