VIDEO KILLED THE RADIO STAR 伝説のビデオ・メイカー ~ウェイン・アイシャム [DVD]
1980年代中期まで、MTVで一番恵まれていなかったのはハードロック/ヘビーメタルだったのではないでしょうか。露出度の高いお姉さんが髪を振り乱して躍り狂うワンパターンなビデオが多い中、マンネリを打破したのがウエイン・アイシャムでした。
監督に恵まれずビデオに懐疑的だったボン・ジョヴィを「禁じられた愛」でカッコいいライブシーンを撮り、一躍MTVの大スターに押し上げた仕掛け人のアイシャム監督。このDVDには出てきませんが「バッド・メディシン」の冒頭で、自ら「そんなワンパターンのビデオはもう見たくないよな。俺たちで撮っちまおうぜ!」と叫んで、ファンに持たせた100台近いビデオを涙目で編集したという経歴の持ち主です。
彼の経歴を綴った本編は25分ですが、本人が秘話を語るロングインタビューを50分も収録。盟友リッチー・サンボラに限らず、監督が崇拝していたオジーやジューダス、メタリカとの関わりが語られます。同時発売の3本の中で、一番インタビューが長い(特典映像183分)というところにも、サービス精神溢れるアイシャム監督の人柄が出ています。
《ROCK STANDARD》トリビュート・トゥ・ブライアン・ウィルソン [DVD]
AN ALL-STAR TRIBUTE TO BRIAN WILSONと比べると
趣旨が違うのでどうしても内容が散漫だったりしますが
でも、それなりに楽しめました。
特に印象に残ったのが
バックストリート・ボーイズの
When I Grow Up to Be a Man
正直彼等に全く興味が無かったのですが
コーラス、アレンジとも引き込まれました。
マイケル・マクドナルド/ビリー・プレストンの
Don't Worry Baby
いつ見てもビリー・プレストンのオルガンは素晴らしい。
間奏でオリジナルの長めのソロがありますが
これが曲のよさを引き立てる素晴らしいもの。
出来ればビリーのボーカルも聞きたかったです。
2005年2月11日がこのコンサートですが同年11月より入院
2006年6月6日の逝去ということで
映像で見ることが出来るビリーの最晩年の
映像となったのが悔やまれます。
皆さんが言及されるジェフ・ベックの
Surf's Up はAN ALL-STAR のヴィンス・ギルの素晴らしいバージョンと
双璧をなす超名カバーですよ。
少々ミスがあり、それが目立ってしまうのは致し方ないですがそれでも充分。
ジェフが自身のコンサートで演奏していたビートルズのA Day In the Lifeを
髣髴させます。この人のボーカルコードギターで
名曲アルバムを作っていただきたくなります。
Surfin' USA は逆に、ブライアン・バンドwithジェフと言う感じで
ジェフリーのボーカルもいいです。
ブライアン本人のパートは正直な所
またこの曲?と思いました。
他の作人に収録されていない曲を入れて欲しかったな。
(これがひとつのショーでそこで演奏される曲となると
いつもどおりになるのが理解できるので星は引きません)
しばらく敬遠していましたが
購入してみると満足です
なお、本編のブライアン以外のMCに字幕が付きませんので
リージョン1が見れる環境の方は
輸入盤で充分かも
VIDEO KILLED THE RADIO STAR 伝説のビデオ・メイカー DVD BOX (初回限定生産)
1980年代中期まで、MTVで一番恵まれていなかったのはハードロック/ヘビーメタルだったのではないでしょうか。露出度の高いお姉さんが髪を振り乱して躍り狂うワンパターンなビデオが多い中、マンネリを打破したのがウエイン・アイシャムでした。
監督に恵まれずビデオに懐疑的だったボン・ジョヴィを「禁じられた愛」でカッコいいライブシーンを撮り、一躍MTVの大スターに押し上げた仕掛け人のアイシャム監督。このDVDには出てきませんが「バッド・メディシン」の冒頭で、自ら「そんなワンパターンのビデオはもう見たくないよな。俺たちで撮っちまおうぜ!」と叫んで、ファンに持たせた100台近いビデオを涙目で編集したという経歴の持ち主です。
彼の経歴を綴った本編は25分ですが、本人が秘話を語るロングインタビューを50分も収録。盟友リッチー・サンボラに限らず、監督が崇拝していたオジーやジューダス、メタリカとの関わりが語られます。同時発売の3本の中で、一番インタビューが長い(特典映像183分)というところにも、サービス精神溢れるアイシャム監督の人柄が出ています。
メッセージ
うわべだけの自分を騙す生き方をすっぱりと捨て、
信念に基づいて行動する、時には戦うことの大切さ、
今時の男が無くしてしまった、そんな物を彼は持っているような気がする。
自分を信じて前に進めば、一番頼りに出来るし、後悔することもないという
多くの曲が「自分」をテーマにした、彼の熱い信念がひしひしと伝わって来る。そんなアルバムだ。
そんな姿勢を「今時古いなんて言われたって何も気にすることはない」
と、歌詞の中でも肯定してみせている彼は、本当に強いなと思う。
歌唱力について各方面からの批評があるが、彼のそんな信念の伝わってくる
歌詞を聴くというだけでも、このCDを持つ価値はあります。