エクストラヴァージン アルガンオイル ノンロースト 92g
化粧品として売られているアルガンオイルは大変高価なので、
食品用のこちらを購入。
においは結構つよいので、気になる方はアロマオイル等で
調整した方が良いかも知れません。
マッサージ用としては可もなく不可もなく、といった感じで
特別浸透性が高いといったこともありません。
少量でもよくのびます。
マッサージオイルにはもっと安くて使いやすいものもあるので、
おススメするほどではないかな…と思います。
MOROCCO [DVD]
映画『陰陽師』で源博雅を好演したトテモ可愛い伊藤英明が、DVDで見られます。 写真集“MOROCCO”の世界を映像で堪能出来ますヨ。 ファンの方々はもとより、キュートな青年が好きな人皆なにオススメします。
世界よ踊れ―歌って蹴って!28ヶ国珍遊日記 アジア・中東・欧州・南米篇 (幻冬舎文庫)
2003年、23歳で世界一周の旅に出かけ、515日間かけて28ヶ国を周遊した著者(当時は中村直人)の同著の文庫化(下巻は文庫書き下ろし)。インターネットで公開していた旅日記をまとめたもの。
その世界一周旅行はガイドブックを持たず、現地の人と、また世界中のバックパッカーと交流し、生の情報を入手し、現地の言語と文化を習得し、歌とサッカーで心を通わせ、攻略していくという独特のスタイル。
ありのままの自分の持ち味(彼の場合は歌とサッカー)だけを道標に、違う文化、違うリズム、違う世界を自分の感性で掴み取っていったハチャメチャな軌跡が、フレッシュな感動とともに記されている。
ガイドブックを持たない旅…。
日本人旅行者=「カモ」的看板をぶらさげている上に、アドバンテージさえない。
国が変わるたびに、ゼロから経験値を積み上げていく。
考えてみれば、現代の日本で普通に生活していて、こういう経験ってほとんどないよね。
たとえば新しい世界に一歩足を踏み入れるとき。
入試、就活、ランチのお店、あげくのはては恋愛まで、必ず事前情報を検索する。
失敗したらどうしよう。
やりなおしは面倒くさい。
損したり恥かいたりするのはヤだ。
誰も彼もがなんでもかんでも、サクサクとスマートに、カッコよくこなそうとする。
傷つくことに慣れてない。
だけど、スマートって、無難ってことだね。
ところが若き日のナオト・インティライミの場合、余計な先入観もなく、少し泥臭く、すぐ人の懐に入り込んで、たぶん甘え上手で、つまり図々しく、その国の滞在を味わい尽くした。
メール主体のお付き合いが多い現代では、こういう「肉感的な」「非効率的な」「ダメもと的な」交流は、非常に少なくなってきたように思う。
だけど、こういうプリミティブな経験があるのと、ないのとでは、精神的な「太さ」に、当然差が生まれる。性格的に陽か陰かという資質は、ここでは問題ではない。人間力が培われることによって、ネガティブな人もポジティブになりうるからだ。
これは、旅に限った話ではない。
かめはめ波やライダーキックを打てなくても、人間は、強くなれる。
現代の日本人が忘れかけている、日常生活にいつでも応用可能な必殺技「体当たり」。
その強力なパワーを、鮮烈に見せ付けてくれる1冊だ。
人生こそ、ガイドブックのない旅なのかもしれない。
モロッコ [DVD] FRT-083
この映画が公開されたのが昭和6年、これは日本で初めて字幕が付けられた映画です。当時の字幕の文字数は現在と比べると、たった3分の1くらい。それも画面の右から出たり左から出たり、ときには下の方から・・・といった状況。それでも人々は物語を十分理解し、感動したといいますから、あれこれと文字で説明するよりも、画面で示したほうがわかりやすかったのかもしれませんね。
この映画ではやはり、マレーネ・ディートリッヒが実に魅力的です。ちょっと不明瞭な映像の中から見せる彼女の表情はG.ガルボの冷たさとは逆に、さまざまに見せるエキゾチックな表情が素敵でした。ゲーリー・クーパーも粋で、あの指をくるくるっと回して合図するシーンなど当時の人々を魅了したことと思います。外人部隊という異国情緒溢れる設定も日本人の気持ちにフィットしたのかもしれません。この映画で二人の人気は沸騰したといいます。そして今観てもこの映画では、ラストシーンを始め斬新なシーンが多いのは驚くばかりです。
この映画を監督したのはJ.V.スタンバーグ。前作の「嘆きの天使」でディートリッヒの魅力を発掘し、「上海特急」や「間諜X27」等彼女とのコンビは有名でしたが、‘35年、彼女とコンビを解消させられてから、彼はまるで人が変わったかのように凡作を作り続けました。50年代半ば、スタンバーグに会ったという淀川長治さんは、彼が不憫でとても話を続けられなかったそうです。