アニメ版 いきなり最終回DVD BOOK 梶原一騎編<DVD付き> (宝島MOOK)
空手バカ一代が収録されていたので、迷わず購入しました。最終回直前までのあらすじ、キャラクター紹介、作品解説まで掲載されていて親切に感じました。空手バカ一代はDVD化されていないので、すごく貴重です!
懐かしのテレビまんが主題歌アニメ編 II
「荒野の少年イサム」「ゼロテスター」「侍ジャイアンツ」「チャージマン研」は、ワザワザ前作と分けて収録されている。オマケ的な別バージョンやカラオケをカットして、一作にまとめて発売していれば珠玉の名盤?だったのに、無理ヤリ二作に分けて商売した感が否めない。
とはいえ、他のオムニバス盤にあまり収録されてない曲もCDサイズで聴けるのはうれしい。
前作と合わせ、「東京ムービーアンソロジー2」といくつか選曲がカブる。アチラは全てTVサイズだが、メジャーな作品が多いブンお買い得感はあるかも。
侍ジャイアンツ (6) (講談社漫画文庫)
遠い少年時代に、「巨人の星」とともに夢中になった野球マンガの待望の文庫化!
ハイジャンプ魔球・大回転魔球・分身魔球はもちろん、なにより主人公・番場蛮の天衣無縫なサムライスピリッツに魅了された。今の日本球界に果たして何人のサムライがいるだろうか?
6巻ではV9をかけた4年目(S48年)のシーズン。
再び眉月光により、ハイジャンプ魔球を破られた蛮。命がけの特訓の末、大回転魔球完成させる。
そして大回転魔球を破るべく大砲万作、明智がくりだす秘策とは?
侍ジャイアンツ (8) (講談社漫画文庫)
侍ジャイアンツの復刊を喜びながらも、「あの」最終回を読むのが怖かった。しかし時は無情なもので、とうとうまた同じシーンに当惑してしまった。
前巻で美波里香との初恋に破れた番場に、初めて授かった男の魔球が自滅し、そして最後の魔球がたったの2回だけ登場する。
こういった幕引きが何故必要だったのか、梶原氏が亡き後は知る術もない。復刊成ったことを素直に喜びつつもなおも残る疑問である。
それはともかく、今度は晴れがましいアニメのエンディングでも見たいものである。
侍ジャイアンツ DVD BOX 1
待ってましたよ、我らが蛮ちゃん!
梶原一騎先生が禁欲的な「巨人の星」から一転、ネアカな路線で弾けた傑作。
まず時代がいい。昭和48年ペナントレース開幕! と来た日にゃ涙ちょちょぎれちゃうよ。V9を狙う巨人は絶対的に強いし。
次に友情がいい。蛮が巨人に入団するきっかけをつくり最後までサポートに徹する先輩、八幡太郎平の挫折と苦悩の描き方が大げさだが泣かせる。
最後になんといっても魔球がいい。このシリーズでは最初のものしか登場しないが、魔球を生み出すためのヒントや練習、そしてそれを打つためのライバルの特訓が「よくもまあ考えたな」と呆れを超えて感心させる。
次のBOX2を大いに期待させる充実した内容。言うことな~し!!