探偵はひとりぼっち (ハヤカワ文庫 JA (681))
我々男族の大半がそうであるよう。自分が大好きな女性または、大好きだった女性は世界で一番かわいい女であること。読んでいる間、「俺」に向かって「わかるよ」と答えている自分がいます。ストーリーは「ススキノ地域にて最高に性格が素敵なオカマ」が殺害される謎解き展開。わけのわからん組織に袋叩きにあい。ボロボロの「俺」。知り合いのヤクザ屋さんは今回は一番ハードボイルドしてます。ヤクザ屋=ハードボイルドは個人的には好きではないな・・・。殺人事件と「俺」の彼女に対するばからしく、まじめな表現、結末は個人的に大笑いし、満足しました。最後の彼女の言葉に「ホッ」と幸せにしてくれます。
すっぴん
「FIGHT TO WIN」「ひとりぼっち」「LIFE -episode 'Z-」「君は〇〇〇〇〇」「TAKE OFF」どの曲も前向きでまさに摩季ROCK全開って感じで好きです。初回限定盤のDVDもお得かもしれませんが通常盤の方はボーナストラックとして収録されている 「最後のラブレター」この曲は感動するくらい素敵な作品です。新曲をたくさん聞きたい方には通常盤の方がお進めかも知れません。 摩季さん無期限の活動休止を発表してしまってまたいつ聞けるのかはまだわかりませんが最近の大黒摩季さんの曲はパワフル全開で好きです。 また元気になったら今回の作品みたく元気がでる曲を聞けることを楽しみに待っています
歌謡曲番外地 東宝レコードヴァラエティ編~お尻の歌だもんね
これは聴かぬが損、というか少しでも関心があるなら是非聴いてほしい作品群。冒頭アイドルフォーの「お尻の歌だもんね」からして底抜けの能天気さが絶好調のコミックソング。同グループの2曲目は意外にも真面目なムード歌謡。
続く小鹿敦の「特急ポッポ」はアップテンポの傑作。さすが名バイプレイヤー、地方訛りも板についている。これがのちの小鹿番、実に貴重な音源。意外にも渋い喉を聴かせるのが黒沢年男「送らないぜ」「おふくろのうた」。田中邦衛の「ひとりぼっちの君よ」はフォーク調の楽曲ながら、ヒューマニズムあふれる詞が人生を語る傑作。
陣野命「高校悪名伝」は、まさに「不良番長ここにあり」といった感じの気合の入った熱いヴォーカルが聴くものの魂を揺さぶる強烈な1曲。19曲目〜ラストにかけて宝ジェンヌ関連の音源が続くがこれも素晴らしい出来栄え。ヴァラエティに富んだ面白さという意味で十二分に楽しめること請け合いの、これぞ歌謡曲番外地ファン必聴のアイテムである。
スタジオジブリの歌
ナウシカからポニョまで、スタジオジブリの作品主題歌をレーベルの壁を越えてコンピレーションするというコンセプト自体は素晴らしいと思う。それこそ親子、家族で楽しめる素晴らしいコンピレーションアルバムだ。
なので、単体で考えれば文句なく星5つと行きたいところではあるが、前作の「スタジオジブリSONGS」を持っている方(かく言う私もそうである)には、10曲増えているとは言え前回収録の16曲がカブってしまうことになるので正直、微妙なところ。
前作購入者のことを考え、新規10曲のみ収録での単体発売をしてくれれば即購入しているのだが……。
タッチ Original Song 3
タッチ音楽集第3弾にして、終盤の曲が選曲されているので事実上完結編という位置付けにもなる。セールス等にも明かな通り第1弾の「タッチ」を始め「君がいなければ」「青春」等初期の曲に比べ、この頃になるとあまり世間的にも知名度が低い曲が多く並ぶ。しかしそれとは裏腹に、私は実に多くの名曲が揃っているのがこの末期の頃のタッチではないかと思う。
代表的なのがTV版タッチのラスト主題歌「情熱物語」。イントロのギターから最後にかける達也の甲子園を彷彿とさせる。またその後のサビに向けてのギターのアルペジオは残り少ない夏と今までの記憶が甦るような悲しさに溢れ、岩崎の素晴らしい歌声で完璧な曲に仕上がっている。「蒼いメモリーズ」も当時おニャン子というアイドル出身でありながら抜群の歌唱力を誇っていた内海和子が歌っている。とてもタッチにあった曲になっている。「永遠のランナー」もタッチ最終回しか流れなかった曲だが、最終回だけに非常に印象に残っている曲だ。歌及び作曲はタッチ音楽の総指揮とよんでも相応しかった芹澤廣明氏が担当。アルフィーの「君が通りすぎたあとに」もタッチの終盤を思わせるもの悲しいバラードだが、とても聴き応えがある曲だ。
もしタッチを最初から最後まで見たことがある人ならこの時代の曲が好きな人も多いと思う。それほど名曲が以外と揃っている。