未完のイタリアン・アルバム
オン・ザ・レコードのビデオは母が持っていて、イタリアン・コンチェルトの録音風景が強く印象に残っていました、私は元気いっぱいの3楽章が大好き!
録音スタジオでの若き日のグールドの真剣な表情や、満足いくまでやり直したり真剣そのもので怖いくらいの緊張感でした、テープ編集を音の捏造と非難されたらしいけど、結果よければ全てよし!
何故かDomenico Scarlattiのソナタも入っていて選曲は???ですが、大好きな一枚です。
明日も気張ったろか~と、いう気持ちにしてくれる不思議なCDです。
買わへんかったら、損やと思います、安いしお得や~
アンド・セレニティ~瞑想するグレン・グールド
おすすめは、やはりバッハとブラームスですね。
特に、一曲目の協奏曲ニ短調BWV974 第2楽章 アダージョ(バッハ)はすばらし過ぎです。
淡々と進んで行きながらも、程よく気持ちが入っていて、途中調子良くなりいいテンポ、
間のとり方も上手で、時としてjazz的ですらあります。
これ一曲だけでもこのCDの存在価値あり!です。
他にもブラームスの間奏曲等が入っていますので聴かない手は有りません。
カナダの友人に『ピアニストのグレン・グールドって知っているかい?』と聞いたところ、
知らないとの事でしたので、『国民的英雄?なので、是非聞いてみて!』と、早速、このCDをプレゼントしました。
後日彼女から、とてもすばらしいCDをありがとう!毎晩寝るまえに聴いています。と、メールが入り、ちょっぴり嬉しかったです。