An Evening with Ryukyu Underground
部屋を真っ暗にして聴くような曲がいっぱいです。
沖縄っぽくはなかったけど
ちょっと変わったアジア風のテクノ系クラブ音楽
という感じで楽しめました。
チョコレート・アンダーグラウンド ぼくらのチョコレート戦争 スペシャル・エディション [DVD]
あらすじは、大多数の大人が選挙に無関心でいる間に政権を取ってしまった
「健全健康党」が押し進めるチョコレート禁止を筆頭とした食品改革に対して
子供たちが立ち上がり戦いを挑む、というもの。
この話においてチョコレートは家族愛・隣人愛・人間性のシンボルです。
きちんと政治に関心を持って、おかしな人が政権を取ることのないようにしないと
そういう大切なものさえ奪われてしまうよ、というメッセージが
随所から感じられるようになっています。
監督がファミリー向けアニメとして作ったと言うだけあって
話の作りは非常にシンプルかつストレートな少年冒険活劇。
謎めいた伏線やベタベタした恋愛はありません。
……とここまでだとそれなりに良さげなのですが
なんとなく物足りない、というのが正直な感想です。
具体的には主人公の1人、黒髪少年ハンフリーの戸惑いをあまり掘り下げず
また金髪少年スマッジャーとの交流について深くは触れなかったのが残念。
そういう心理劇的な部分は体制に迎合している側のキャラクターが
全て請け負わされてしまっているので
主人公たち反体制側のキャラクターは行動にブレがない反面、
観客の興味を引く要素に欠けます。
絵柄と音楽は平均点。 飛び抜けて凄くはないけれど違和感なく観られるレベルです。
原作未読なので、原作を読んだら印象が変わるかもしれません。
アニメ単体では積極的におすすめするほど良くはないけれど、
酷く悪くもなく手堅い作りという印象でした。
チョコレート・アンダーグラウンド (マーガレットコミックス)
いろいろな社会問題をユニークな視点で笑い飛ばす視点や、大人の社会の問題を子供の人間関係に置き換えて笑えないジョークにする感性は、さすがアレックス・シアラーとしかいいようがありません。
この本を読みながら思ったことは、「選択する自由」のある素晴らしさです。
どんなに良いことであっても、他人の価値観を強制されることは苦痛です。世の中、健康な人がいれば、不健康な人もいる。成功する人がいれば、堕落する人もいる。それはすべて、本人の選択に委ねられるべきだということです。
強制されたささやかな安定には、それに甘んじる人は多くても、魅力は感じないということです。
しかし、この本を読み、こんなことを思うのはあまり楽しい読み方ではないと思います。ちょっと無理して意味を探す小説ではないような気がします。
きっとこの本は、良くできた娯楽ドラマを見るように、おもしろおかしく読むのが正しい読み方でしょう。あまり、深いことを考えずにお話を楽しむことをお奨めします。
ファイヤーボール [DVD]
アクション映画として楽しむなら二重丸です。
しかし、ストーリー的にはイマイチです。
「得点関係なく最後に残った人数で勝敗が決まる」なら、必死こいて点入れる必要ないじゃん!とツッコミ入れたくなりますし、そもそもバスケである必要もなしです(笑)
それにヒロインも何だかなぁ。
お兄さんの看病しつつ、弟とも?そこはブレずにキスもしっかり拒んで欲しかったなぁ。
そういえばラストになって拳銃でてきたけど、試合は「ルール無用」だから、それこそ拳銃を使ったら、間違いなく勝てそうなのに…(^_^;)
それじゃ、話にならないけど(笑)