実践家のための認知行動療法テクニックガイド―行動変容と認知変容のためのキーポイント
タイトルの通り、認知行動療法(以下CBT)のテクニックを初学者に分かりやすく説
明している本。テクニックを行動コントロール、感情コントロール、認知コントロール
のそれぞれに分けて具体的に例題を出しながら説明されているので、CBTにあまり馴染み
のない僕のような人間でも分かりやすかったように思う。また、最後の第4章はCBTを行
う上での一般的心得など概論的に書かれている。
しかし、CBTのテクニックは結構たくさんあるようで、なかなか全部を覚えることは大
変だろうなとは思う。また、本書を読んだ僕の個人的な印象ではあるが、テクニックを粛
々と適用し、施行していく感じを受け、なにか心理療法をしているワクワク感といったら
アレかもしれないが、そういうのがあまり伝わってこないようであった。
また、カチっとマニュアル化されているからかもしれないが、本書を読んでいても、あ
まり連想が沸いてこなかった。マニュアルを読み込んで暗記するという感じで、あーでも
ない、こーでもない、と空想が膨らむことはなかった。見方の問題かもしれないが。
ただ、ベテランのCBT実践者にとっては物足りないかもしれないが、新しくCBTを学ぼう
とする人にとっては貴重な一書になると思う。
アニメーションをはじめよう―動画見本115
フラッシュで動く絵を描くのが楽しみですが、人や動物の動きがどうも実際とはそぐわないように感じてきていました。
この本では、1コマ1コマがとても分かりやすく描いてあるので、動きがぐんと自然になり面白くなりました。
フラッシュの機能と合わせて使っていきたいなと思っています。
それぞれのアニメには絵を描くときのコツが解説してあって、アニメーションの世界がとても楽しく感じられました。
みかんのひみつ (しぜんにタッチ!)
某老舗月刊「ほにゃららのとも」にもこんな本がありまして、そっちも相当好きなんです。でもでも、こっちは写真で、どーんとみかんが載っていて、たまりませーん。一番気に入ったページは「さのう」の一個一個をばらして並べているとこです。このシリーズは、他社にもあったんだけどちょっとちがう、違い方がオモシロイです。
刺鍼基本テクニックのマスター教本~木下伸一から学んだ師弟教育~
僕が思うに…基本的に知識は文章に残して伝える事が出来るけれども、技術は感覚に頼る部分が大きいので言語化出来ないものであり、各自が練り上げていくものだと思っているのですが、この本は自分で技術を練り上げ、試行錯誤する際に色々なヒントを与えてくれる本だと思います。