スーパーCAの仕事術
私はANAのCAになることが夢で、新卒採用試験を今年受験致しました。
しかし、結果は3次敗退・・・
しばらくは悔しさと悲しさで飛行機を見ると複雑な気持ちになるような時期がありました。
そんな時、この本と出会い、もう一度ANAへの挑戦を決意する力になってくれました。
仕事術という題名ですが、内容は20年以上CAを勤めてこられた、
里岡CAだからこそお書きになることができたのだろうと思えるもので、
「CA」とは何か?という、より広い視野、大きな定義で綴られています。
CAを目指す人だけでなく、夢を持つすべての女性に読んで頂きたい一冊です。
きっと読み終わった後にはあったかい気持ちと夢を諦めない勇気を得られるはず。
40周年記念ベストアルバム テーマ・ソング コレクション~また君に恋してる~(DVD付)
慌ただしい日常生活の中で聴くと、ふっと落ち着いて自分の立ち位置を思い出させてくれる曲が集まっています。
この曲のCMが流れていたとき、私は何をしていたんだろう、と思い返してみたい気分になります。
特に40代から50代に生徒や学生だった人に聴いてもらいたいアルバムです。
新 JAL vs ANA 最後の攻防
タイトルはおどろおどろしいですが、中身は大変まっとうです。
日本の航空業界はどうしてこんなにダメになっちゃったのか、
海外ではどんなことが起こっているのか、
JALとANAはそれぞれ何を志向しているのか、
そして何が足りないのか。
航空業界誕生当時までさかのぼり、歴史もわかります。
業界に興味がある人にとって、一冊でだいたいすべてをカバーしている本書は非常に役立つと思います。
抑制された筆致も好感が持て、オススメできます。
MG4
真夏の夜によく聴いています。特に「LIFE feat,Bird」がオススメ。ブラジリアンとかジャズとか色々な要素が混じっているのだけど、それが統一感を持っていて、飽きさせません。力まずに聴ける一枚。
現在窮乏、将来有望―評伝 全日空を創った男美土路昌一
全日空を創設した美土路昌一(みどろ ますいち)の生涯を描いた本。この本を読むまでは同氏の存在を知りませんでした。明治生まれの男らしい生き方で、戦争があったり、朝日新聞の内紛に巻き込まれたりと、何かと苦労が多かった人生だったように思います。。「カオタンポ」でお金を借りたなどというのは昔の古き良き時代を感じさせますし、新聞社の社長が航空会社を創設したというのも時代を感じさせます。創設時に日本航空に対峙して何故ヘリコプター業務に特化した事業計画を策定したのかとか、全日空が日本航空に吸収合併されそうになった時、体を張って守った下りでは、どうやってそれをはねのけたのかとか、その辺りはもう少し突っ込んで書いて欲しかったなと思います。
ビジネスマンとしての見本としてというよりは、昭和の激動期を生きた男の生き様を感じるという一冊として非常に興味深い内容だと思います。