新・基本英文700選 (駿台受験シリーズ)
私は受験から遠ざかってもう10年以上たち、現在は英語を仕事で使っていますが、最高の英語教材をあげるとすれば絶対にこの1冊です。高校時代にこれを暗唱し、アメリカ留学当初もこれを聞いていました。いまでもかなり覚えています。
英語は慣れが必要なので、基本的な構文と、文法と、発音と、単語と、リズムを同時に身につけるためにこの本が今でも1番だと思います。ある日自分の英語力(特に発音とリスニング)が急激にあがって、驚きました。こういう反復学習は、今ではとてもできませんが、若いうちにやっておくとその後の伸びがぜんぜん違います。
戦略の本質 (日経ビジネス人文庫)
簡単にいえば、戦史から戦略について教訓を学ぶという趣旨です。
本書は逆転の成功例として挙げられている事例が多く、
緒戦で負けても形勢を逆転するだけの戦略がそこのあることを
事例として学ぶことができます。
最後の章では,戦争例と対比しながら,
戦略の本質に関する命題が解説されています。
この本を読んですぐに戦略的になれるわけではありませんが、
戦略やリーダーシップについて大いに考えさせられる内容です。
ミュウツーの誕生
ポケモンの劇場版は数作発表されましたが、個人的に一番評価するのが一作目の「ミュウツーの逆襲」です。なんと言っても扱ったテーマがいきなりどでかく「命」だったからです。見た当時はすでに中学3年生で、少し子供臭いような感じもしましたが、それでなお素晴らしい作品だったと思います。そして、そのサウンドトラックが発売されたと聞いたとき、真っ先にCD店に走りました。あいにく、CD2枚だったがために、金欠で買えなかったのですが……1年後に中古でゲットしたんですが、聴いたところ、最初にこう思いました。
「中古じゃなくて新品を買う価値すらある。」
素晴らしい映画から素晴らしいサントラが生まれるのは定則だったんですね。
CD1はミュウツーの誕生を描いたラジオドラマが全部!で5話収録されており、この内容は後に同映画の特別版に収録されたそうです。ミュウツーとアイツーの絆、そしてアイツーの死、ミュウツーのトラウマ辺りなんか、涙ものです。改めて「命」というテーマに気付かせてくれます。
CD2は映画のサウンドトラックを収録。主題歌の「めざせポケモンマスター'98」や、演歌とポケモンが共に生み出した奇跡のエンディング「風といっしょに」はもちろん、映画の各所にちりばめられた音楽もしっかり入ってます。個人的には「命あるもの」がお勧めです。
「ミュウツーの逆襲」が好きな方は必ず欲しい一枚でしょう。
CDで覚える入試頻出英文1960―即戦ゼミ3大学入試New英語頻出問題総演習〈最新六訂版〉準拠 (即戦ゼミ 3)
駿台の700選と比べると、即ゼミ3のCD音声のほうが、テンポよく読み上げてくれていると感じました。
収録音声は、『例文番号→英文』です。日本語訳の吹き込みはないです。
何度も聴き込む時、例文番号を読み上げる部分が邪魔だなーと感じました。邪魔だと感じた人は、自分でカットするといいと思います。
(まあ、数字を聞く練習だと思えばいいのかもしれないけど)
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以下、参考までに、音源を編集する手順の一例を書きます(無料です)
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1. CDを「iTunes」を用いてMP3化する
2.MP3を「mp3DirectCut」を用いて、無音区間で分割する
(自動で無音区間を認識して、MP3ファイルを細かく分割してくれますよー)
3.分割されたファイルを聞きながら、「例文番号の読み上げトラック」を除外する
他にも、音声波形をビジュアル的に見れる音声編集ソフトを用いて、「例文番号の読み上げ箇所」を削除するという手もあります(慣れれば、こっちの方法の楽だと思います)
ファイナルファンタジーXIII オリジナル・サウンドトラック(初回生産限定盤)
初回版は縦横が20センチの正方形のケースに
高さが5センチと厚みがある。
思ったよりも豪華な特典のような気がする一方、
映像ものが無いのは意外。
イラストも予想の範囲内。
総じて4つの評価。
詳細は以下の通り。
参考までに。
<VISUAL BOOK>
開発者のコメント入りのCGイラスト。
内容はゲーム中の荒いCGと、
取り切りのオリジナルCGが7種類。
見開きで大きなものもあるが、
前に発売されたポストカードとデザインが同じものあり。
さらに天野氏のイメージイラストも3点あります。
<SCENARIO BOOK>
エピソード0のオリジナルサウンドドラマ。
文字に起こされたセリフが歌詞カードのようにセット。
ただし原本や手書きのオリジナルでなく、
ワープロ打ちで。せめてサインとかあれば…。
チャプターも7までで短い。
やはり声だけのサウンドドラマなので、
映像が欲しくなってしまう。
<original Soundtrack>
4枚組みで1つのジャケットに、
折りたたむように収納。85曲収録。
浜渦氏の担当されているゲームは、
前途多難な評価を下されるものが多いような気がします。
音楽は良いのに、
ゲームの評判がイマイチ。
浜渦氏の担当した、
アンリミテッドサガのサントラのレビューにもしましたが、
打ち込み音楽と、
実際のオーケストラの音源を上手に融合した音は
ハイレベルであり、力強いフレーズかつ繊細。
聞いていて心地良いです。
確かに本家の植松氏に比べると、
リピートして聞きたくなるような
「テーマフレーズ」が少ないですが、
音楽を聴いた瞬間に、
「あの場面だ!」と物語を紡ぐように、
音で記憶が蘇るのは流石ですね。