バックハウス/ベートーヴェン:四大ピアノ・ソナタ集
下の方のケンカを買う形で(笑)、バックハウスを擁護させて頂きたいと思います。勿論、個人の見方は色々ありますので、あくまで個人的意見としてです。
確かにバックハウスの演奏の良さ、凄さを説明するのは、非常に難しいと思います。ホロヴィッツの様にテクニック抜群な訳でもないし、ギレリスのように凄味で威圧させるわけでもなし。リヒテルのようにその両面を併せ持ち、演奏のスケールも凄まじいわけでもなし。テンポも余りいじらないし、見た目はすごーい地味な人だと思います。
ただし、僕はそれ以外の要素がこの人にはあると思います。ふとしたフレーズで全く揺るがないテクニック(この場合のテクニックはホロヴィッツの「テクニック」とは違うんですが…)があります。余裕を持って、あらゆる場面で滑らかに対処しているって言えば、一番近いんでしょうか?これは同じようなベートーヴェン人気ソナタ集を出しているケンプと比べれば、バックハウスが遙かに上回っている事は確かです(ケンプファンの方、すいません)。
そして、一音一音の透き通り方!これは間違いなく歴代の名ピアニストの中でもトップにランクされても良い点だと思います。このような音を出すのがどれだけ難しいか…。ピアノを弾いていた方なら良く分かって頂けると思います。
そして、バックハウスのベートーヴェンソナタのベスト演奏はこの4曲ではないと個人的には思っています。彼のベートーヴェンのベストは、ズバリ、ハンマークラヴィーアや後期3大ソナタ等です。これらの演奏に於いて、私の中で、バックハウスは他の演奏家の遙か上に行っております。
ベートーヴェンの曲は、どのように演奏家の個性が反映されても、曲自体が素晴らしいので、演奏家の個性を受け入れてしまうと思うのです。リヒテルの熱情やテンペスト、ギレリスの月光。全て素晴らしいと思います。だから、多様な素晴らしい演奏に触れられる事を素直に喜び、そのような多様性の中にこのバックハウスの演奏を認めていたいと思います。
ベートーヴァン:4大ソナタ《悲愴》《月光》《ワルトシュタイン》《熱情》
これはかなり良かった。音の質が違った。私個人的には、バックハウスやギレリスよりもいいと思う。特にワルトシュタインの歯切れ良いタッチにはハッとさせられた。何気なく聴いていたのに、いつの間にか聞き入ってしまっていたというか。まあ、聴いてみて下さい。
けんぷファー 1 (MFコミックス アライブシリーズ)
キャラは魅力的だし続きが気になる展開ではあったけど、主人公が考えていること(状況の分析、相手に対して思っていること)が長ったらしくて少し読み辛く感じた。けどアニメの方はかなり面白いです。
どこかで聴いたクラシック ピアノ・ベスト101
「どこかで聴いた」シリーズのピアノ版であるが、
曲をひとつずつ見てみると、確かに有名な曲が、
たくさん「これでもか」っていう感じで並び、
そして、どれも演奏自体が悪いものではないのに、
「6枚入ってこの価格」って、ほんとに今の世の中は、
いい時代になったと思う。
この手のシリーズは、たくさんのCDが発売されているが、
このCDは、個人的にも好きだし、お勧めできるCDであると思う。
もちろん「よく知っている曲がある」っていうのは、
たくさんの頻度において、
耳に入ってきた機会があるというのもあるが、
たとえば、聴くだけではなく、
ピアノの発表会の選曲の題材としてとか、
ピアノを現在習っている人たちが、
レッスンの曲の選択の題材や、あるいは自分の弾き方との比較、
そして、商売をやっている人たちが、自分のスペースでのBGMなどで、
使用する頻度も高いことも挙げられると思う。
そういう点では、演奏方法やピアニスト、
また、それぞれの好みにおいて、
こだわらない認識で手に入れるのであれば、
最適なCDだと思う。
そして、クラッシックのピアノ曲を聴いてみたいけど、
何を聴いてみればわからないとか、
あるいは、よくクラッシックを知っている人でも、
これだけまとまった形のものを、改めた形で、
また、ピアニストの好みが違っても、新たな気持ちで聴くには、
ちょっといいなぁ〜って感じだと思った。
実は、私は好きなピアニストがあまりいなかったが、
この価格でこのボリュームなので、
別に改まって聴かなくてもいいかって感じで、
酒飲みながらとか、そんな感じで聴いている。
大切に聴く1枚っていうよりは、フラっと聴くには、
とてもちょうどいい感じだと思う。
HGUC 1/144 MS-18E ケンプファー (機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争)
武装も豊富で稼動もいい感じです。成型色はちょっとうすい青にグレーを混ぜた感じで部分塗装だけでも満足できます。やっぱ一つ眼のMSはモノアイを動くようにしてほしかった、不満はただそれだけ。