GLUTによるOpenGL入門―「OpenGL Utility Toolkit」で簡単3Dプログラミング! (I・O BOOKS)
Open GLをこれから始める人にとって最適な本だと思います。
ソースコードに対する説明が丁寧で、関数1つ1つの意味が良く分かります。
内容は、基本的なことが全て書かれているので1通りの事が学べます。
ただ、著者自身が巻頭で言っている様にテクスチャ・マッピングのことに
全く触れられていないので他の本を買う必要があるでしょう。
私は、コロナ社から出版されている「OpenGLによる3次元CGプログラミング」も持っていますが、
この「GLUTによるOpenGL入門」の方が分かりやすいと思いました。
The Philosopher's Toolkit: A Compendium of Philosophical Concepts and Methods (Wiley Desktop Editions)
文系の大学院を人より余計に時間をかけて卒業した私は、どうにか潜り込んだ業界の
底辺で、よくわからない業界の専門知識に悲鳴をあげながら低賃金に苦しんでいます。
そんな折り、昨今低所得者の悲惨さが報じられつつある海の向こうでは、意外にも、
大学院で哲学を専攻した学生が高賃金で上層のポストにリクルートされるんだとか。
「なんでじゃ!」とか思ったわけですが、本書で一部氷解。
哲学の伝統の中の膨大な蓄積を、妥当な議論を構築するために“有用”な道具という観点
からノウハウとして整理した一冊。
用語集的に整理されているので初級哲学事典としても使えます。
その「使い方」に徹していて、個々のエントリーの簡単な解説の後、実例(哲学史上の用例
だったり現実のアクチュアルなものだったり)に則して、議論を組み立て、批判し、そして
ディフェンスするために、どう使うか、注意するポイントとか、まったくもって実用本位。
「演繹」、「帰納」といった基本的なものから「論点の先取り」、「背理法」、「ヒュームのフォーク」
とかいった実践的なものまで、哲学の初学者にとって有用なだけではなく、ビジネスを含む
(他人に何かを伝えなければならないという)実務全般に応用可能なものになっている整理
の仕方は、一驚。
「知識・考え方の実例集」であると、バッサリ割り切っている点に、人によっては違和感を
覚えるかも知れません。理路を追ううちに、こっちの魂まで刷新されて、迂闊に接近すれば
人生を誤りかねないのが哲学であると思っている方(含む私)も、ここまでの大胆な力業を
当たり前に一冊にする彼の地の態度というか力量を、あなどるべからず、とか思います。
むしろ、かえって個々の論者が何を論敵としたかが明確なので、かえって理解できるかも。
【追記】とか思っていたら、2007年に邦訳が出てました。共立出版から『哲学の道具箱』。
LANケーブルを自作する3種類の工具が入っています。LANケーブルの配線は業者に頼むと結構な価格になるので、同僚に頼まれたときに仕事の手すきを見てこれを使って作っています。仕事とはいうもののきっちりと収まった時は仕事を忘れて楽しいです。
スイングトレード大学 (ウィザードブックシリーズ)
期待以上に良かったです。
今までなんとなくわかってるつもりでしたが、
本書を読んで頭の中がスッキリしました。
初心者には少し難しいかもしれませんが、ある程度
わかる人にはお勧めです。
読み終わった後も何度か部分的に読み返して辞書代わりに
使ってもいいかも。
AVOX Antares Vocal Toolkit
こんな機能って、ハードではTCの機材でも前からあったと思うけど、コイツは、ソフトでVSTプラグインとして使えるので便利だ。ちょっとした、Vocalの喉の鳴りというか擦れを後から弄れるので補修的に使わしてもらっている。まぁ、防音完備の部屋で、いいマイクで、見事なマイキングで録音できて、歌が上手い人なら、あまり必要ないんだろうけど。でも、そんな環境の人って以外に少ないじゃない。いいと思うよ、コイツ。パッケージのキャラはかなりナメテルけどね。やる気がない感じで。