万華鏡キラキラ
ドラマ「光とともに…〜自閉症児を抱えて〜」主題歌。暖かな響きのシンセに、無償の愛を表した詞が乗る、ユニットの代表作。♪いつも強く願う心が覗ければいい… 切々としたメロディーといい、詞といい、楽曲は完璧。
自分の世界に閉じこもり、その中だけで生きていく少年。そんな我が子を受け入れられる女性の優しさはやはり凄いと思う。彼にしか見えない小さな世界は、きっと輝いているはず… そう思った二人は、「万華鏡」という素晴らしい言葉に辿り着いた。
精神の障害を持った人に、ここまでの愛情を注げるか?と訊かれたら、僕は「NO」だが、兄弟に障害者を持つ人は、皆、とても優れた人柄をしていることから、きっと、人として学べることがあるのだろう、と思う。キー設定はもう1、2音低い方がいいかな。詞が素晴らしいからこそ、しっかりした声で聴きたい。
光とともに… (1)
息子が自閉症であることがわかってから、すぐ買って
読みました。私と息子の事がまるでそのまま書いているようで
辛かったけど、自閉症を知らない人たちに
是非、読んで欲しいです。(2004年4月からテレビドラマ化
されます。)こういう障害をもった人もいる事を世の中の人に
ご理解いただきたいです。これを読んでいる学校関係者の方、
都道府県の図書館の関係者の方、1~5巻までご購入お願いします。
ヒカルの碁 23 (ジャンプ・コミックス)
唐突ともいえる最終巻。
プロとしては、まだまだ駆け出しのヒカルが、
これからどうトップ棋士への階段を上っていくのか、
非常に楽しみだっただけに残念です。
最終話の後日談を描いた番外編(2)は、
ヒカルと塔矢が互いに引っ張って強くなっていったのと同じように、
後輩達も互いに刺激されながら上を目指して、
それが繰り返されていく。
「ヒカルの碁」は終わるけれど、ヒカルたちの「碁」は終わらない──
という感じで、唐突だった最終話を補完する、本当の最終話です。
(でも、もっとあかりちゃんに活躍してほしかったな(笑)、
佐為なき後のヒカルの心の支えとして)
もうちょっと上の年齢の雑誌とかで、復活されることを切に望む。
BEST STORY
個人的には名曲ぞろいです
曲数もあるし、3059円の価値はあります
タイアップ曲が多いのでRYTHEMを少ししか知らない方も
どこかで耳にした楽曲があるのではないかと
タイアップされるくらいだから、とっつきやすい楽曲が多いのだと思います
しかしベストならばコラボレーションした楽曲はいらなかったかも
そのぶん自信のあるシングルB面とか未発表を入れてほしかった
キマグレンとのコラボレーション楽曲はRYTHEMらしさが全くない
そしてキマグレンらしさもないです
男女のコラボレーション楽曲が
(女がしっとり歌い男がラップ?みたいな)
一時期やたら流行りましたがそれに乗っただけでしょうか?
白夜行
書評を読んでから小説を購入し、読みました。
主人公の二人からの細かな視点は、この小説に必要では無い、
と私は感じました。
なぜなら、たくさんの登場人物たちの複雑に絡み合った関係。
過去の事件の真相を探る上で知りえる情報。
二人の台詞。
事細かに描かれており、たくさんの章があって大変だとは思いますが
それらをしっかり読み取ることで、二人の関係や想いを感じることは、できるからです。
この小説に、「雪穂はこう思った」「亮司は雪穂に対してこうこうこういう気持ちだった。」なんて視点があったら、
野暮だしおもしろくはありません。
それから、ネタバレになるので詳しくは書けないけれど、
二人がそれぞれ違うシチュエーションで、違う相手に向かって言う、
同じ意味の言葉があります。
それが唯一、二人の関係を示すものとなるのではないでしょうか。
この小説を読み終わったとき、私は村上龍氏の「コインロッカー・ベイビーズ」を読んだときと同じような気持ちになりました。
生きるため、自分を守るため、誰かを守るためのエネルギー。
様々な策略が感じさせるダークな部分。
そういう点が共通してるのではないでしょうか。
素晴らしい小説だと思います。
小説の内容とは無関係だけど、文庫本は上下に分けて欲しかった。。。
あのページ数の文庫本は手に持って読むのに向いてません。