カジマヤー 風車
銀座のわしたショップに池田卓のCDを買いに行ったら、目についた。桑江知子=ストップモーション♪=とても昔の流行歌、とパっと閃いたが、何故、琉球系のCD群に混ざっているのか?と、疑問符が。
沖縄出身で、10年位前から、沖縄音楽に回帰した、そして、2年前、リセット、その2枚目とあった。
あの頃、沖縄出身と言えば南沙織だったが。今、隆盛を極める沖縄出身ミュージシャンのはしりだったのだ。
閑話休題。
このCDはとてもよい。ワルツっぽいのから、ボサノバ系、ポップス系、琉球系等。声も透明感があるのに力強く心に響く。買って来て、5日間、こればかり聞いている。新しい琉球系といえるだろう。とても心がが休まる。
しかし、こんなにきれいな人だったかな。
YAMATO ETERNAL EDITION File No.10 ヤマト・ザ・ベスト
私のオススメはやはり「宇宙戦艦ヤマト」です。アニメの主題歌で何十年も歌われ続けているものはほとんど無いと思います。 夏の全国高校野球選手権では必ずと言って良いほど「宇宙戦艦ヤマト」の曲が流れますね。また、私(22歳)がカラオケで歌うとみんな(総勢16人)が一緒に歌ってくれるほど知名度があります。音程の高いところも無いので男性も歌いやすいし、歌詞の中にロマンや力強さを感じさせます。歌っていて力が湧いてくるような気がします。阿久悠さんの詩、宮川先生の曲、ささきさんの歌声、この3つが揃ったからこそ「宇宙戦艦ヤマト」は素晴らしい歌になったのだなと思うし、何十年も歌い続けてこられたんだなと思いました。他には「真っ赤なスカーフ」や「おれ(古代)とヤマト」が好きです。
Carpenters FOREVER
日本の有名な女性アーティストが歌った良作です。
曲名と歌手名はこちら
1.イエスタデイ・ワンス・モア/太田裕美
2.トップ・オブ・ザ・ワールド/森口博子
3.スーパースター/桑江和子
4.涙の乗車券/斉藤由貴
5.見つめあう恋/叶 正子
6.ふたりの誓い/岩男潤子
7.プリーズ・ミスター・ポストマン/September
8.遙かなる影/カズン
9.愛のプレリュード/峠 恵子
10.マスカレード/岩崎良美
11.恋よさようなら/THE DUET
12.ジャンバラヤ/高木麻早
13.タッチ・ミー/石野真子
14.シング/庄野真代
以上14曲です。
これだけのメンバーはなかなか揃わないかと思います。
ゴールデン☆ベスト 桑江知子
「私のハートは…」はオムニバスのCDでも収録されているが、「永遠の朝」や「ブルーブルーアイランド」はCDを待っていました。音質は古い音源を復刻したCDにありがちな低音増強?も無いようで自然な感じです。ノーブルで清々しい声が楽しめます。
春の桜と優雅に語らう17の知恵
春です。桜が満開です。そこで春につきものの桜をテーマにした曲ばかりを17曲集めたとてもステキなコンピレーション・アルバムを見つけました。
選曲が泣かせます。キャンディーズ「春一番」、南沙織「春の予感」、矢野顕子「春咲小紅」 、EPO「う,ふ,ふ,ふ」、桑江知子「私のハートはストップモーション」、松田聖子「赤いスイートピー」、田山雅充「春うらら」、中島みゆき「春なのに」、よしだたくろう「春だったね」、井上陽水「東へ西へ」、ふきのとう「春雷」、村下孝蔵「初恋」、山口百恵「愛染橋」、岩崎宏美「春おぼろ」、太田裕美「たんぽぽ」、N.S.P.「八十八夜」、サーカス「夢で逢えたら」です。このラインナップは完璧ですね。1970年代のヒット曲の中から選んでおり、テーマにもピッタリの曲ばかりですから。
これらの歌を聴きながら青春を送った私にとって、それぞれの曲には懐かしくて大切にしている思い出が一杯詰まっており、走馬灯のように流れていく満開の桜のシチュエーションとこれらの曲がリンクするとそのまま過去へタイム・スリップしていきそうです。
どの曲にも共通しているのは、明確なメッセージを持った歌詞と印象に残るメロディとハーモニー、そして涙がでるようなステキなミュージャンによる歌唱。なんて幸せな時代に音楽を聞き続けてきたのか、と思いたくなるような曲ばかりです。
フォークもニューミュージックも歌謡曲もポップスにも入るような曲集ですが、春の桜を横軸にとり、1970年代を縦軸にとったマトリックスの企画の勝利だと言えるでしょう。
春は別れと出会いの季節です。限られた世代にしかこの良さは伝わらないかも知れませんが、世代を超えた感情を共有できる曲ばかりですので多くの人にお勧めします。