攻殻機動隊S.A.C. タチコマなヒビ(3) (KCデラックス)
「タチコマなヒビ」のマンガも3巻め。アニメのS.A.C. SSS-ADはブルーレイやDVDでは3Dとなっているがマンガの「タチコマ〜」は相変わらずカラーページ
のないモノクロのママなのが味がありあす。
内容は多岐に渡るサイエンスのハウ・トゥーです。第28話「ウナギを思考する」は、2008年当時に産卵場所とされていたマリアナ諸島付近のままですが2011年に
なって太平洋での産卵場所が特定されて意外と浅い場所だったことがわかったのは新聞やテレビで度々とりあげていたので皆さんご存知だと思います。
第32話「キテレツ軍艦を思考する」に登場する氷山空母は、38年前のアニメ「宇宙戦艦ヤマト」の原案にあるアステロイドシップの元ネタではなかろうかと思える
ユニークな形状で感心する。
ここまでくれば手馴れてきて内容的には少し突っ込んで欲しいと思う所もありますがオチに持っていくタイミングが絶妙になり面白さが活きている。
攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX
昔から攻機のファンの私は、このゲームが初め出た時全く買う気はありませんでした。
大抵アニメシリーズからの派生でゲームが出た場合、RPGにしろACにしろ、外れが多かったりする昨今。
自分の中の攻機のイメージを壊したくなかったんです。
けれど、買った友人から「あるステージがクリアできない!」と云われて私が何故かプレイする事になって、厭だなぁと思いながらやってみたんです。
けれど、やってみると不安は的中するどころか、綺麗さっぱり消えてくれました。
すごく面白かったんです。
テロリスト相手に銃撃戦、敵をハッキング、戦車と戦ったり、それでいてACだけに止まらず謎解きの要素もあり…。
とても魅力的なゲームになっていました。
テレビシリーズが好きな方は是非プレイする事をお奨めします。あの世界観を、ゲームでも殺さず、よく生かしていると思います。
個人的に面白いと思ったのは戦車との戦闘と、敵をハッキングするのですかね。
特にハッキングが面白くてずっとやってました(笑)
久しぶりにプレイして良かったと思える作品です。
WOLF'S RAIN O.S.T
初回放映時のオープニング「stray」でいきなりやられてしまいま
した。そしてエンディングの「gravity」でじんわり感動。
無論アニメの中で使われている曲のレベルの異様なほどの質の高さに圧
倒されました。で、ついつい買ってしまったと。
カウボーイ・ビバップで菅野よう子のすごさは分かっていましたが、そ
れを上回るものを見せつけられた気がします。
攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX Blu-ray Disc BOX 1
攻殻機動隊の初代やコミックからのファンなので、内容には文句なしです。
HDになり、細かいディスプレイの演出なども鮮明に読み取れるようになり(エフェクトで意図的にぼかされてる部分は除く)、見応えは抜群です。
ただやはり他の方もおっしゃっている通り、2クール、全部でディスク6枚、目立った特典もないので1BOXで販売して欲しかったです。
2BOXばら売り、笑い男エピソードのみの抜き出し販売など、商売っ気が強く見えるのは個人的にはマイナスイメージですが、作品のすばらしさには関係がないので★は5つにしました。
攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX O.S.T.+(プラス)
一目惚れならぬ一耳惚れした作品です。
ロックやテクノはもちろん、クラシックやオリエンタルなテイストも練りこみ、洗練された中にも独自の感性が生きていると思います。
特にオリガの神秘的な歌声をトランス風の曲に乗せた11のinner universe。
美しいメロディと激しいビートが溶け合い、文字通り体内に眠る未知のエネルギーが宇宙の如く広がっていくような、壮大なイメージの作品。私のかなりお気に入りの曲です。
また、ファンクな音使いが火薬の香香るカジュアルな世界を連想させるget9、魂を揺さぶるようなアグレッシヴなビートが気持ち良い、riseのTVサイズもお気に入り。
高度文明と歪んだ社会情勢という、アニメの時代背景ともマッチしていて、別の視点からアニメの世界を楽しめると思います。
また、まだアニメを見てない、という人でも菅野よう子氏の音楽の世界を十分に堪能できるはずです。
とてもオススメの一枚です。