軽井沢シンドロームSPROUT episode7 (ヤングチャンピオンコミックス)
新旧世代の対決がどんなところにいたるのか、と興味をもってみていました。
父と子の間に、異なるところと、共通するものとがあるので、いずれそれらは新しいものへと乗り越えられなければなりません。
「舞」がでてくる可能性もあったのだ、と何かで読みました。これはすさまじいですね。
絶望すれすれの状況の中で、わずかばかりの光がみえる。
そして、人の業が、ちっぽけな存在である人間の情で緩和されていく。
なあばすぶれいくだうん、への客演も面白かったですけれども、やはり本編が良いので、実際に連載されるのは、次の展開が期待されて楽しいものです。
UNDER GROUND 1 (ヤングチャンピオンコミックス)
買いです。と言うか、買うのが義務です(笑
文庫版で「たがみよしひさ集」が出ました。
しかし、アンダーグラウンドは掲載されていませんので。
コンプ&読んでみたい方はどうぞ。
原作付なので破綻は無いですよ。
たがみよしひさ作品集 1 SF・ホラー編
1:SF・ホラー編、2:ミステリー編、3:アクション・ドラマ編に分かれていて、それぞれ作者のセンスを堪能できます。
おそらくは「ホラーとミステリーの間にある、人間の性質の闇の部分」への誘導に絶妙の味があるのだと思います。
闇に関するストーリーは意外性に包まれていますが、同時にやはり人間ならではのものです。
そしてコミカルに!!
GREY (上) (〔ぶんか社コミック文庫〕)
軽く内容書いているので、未読の人はさっと飛ばしてくださいw
戦争ではあるが、戦果をポイント性にして、そのポイント数で市民権や軍隊での階級が上がるというシステムのお話。
とはいえ、その設定は最初だけで、読み進むうちに違った展開になっていく・・・
話は面白く、一気に最後まで読めるけども、展開がSFチックになっていく後半からは、疑問を持ってしまうと気分が乗れなくなり、おいてけぼりになる可能性がある・・・
ただし、筆者代表作の軽井沢シンドロームと同時期で、軽シンのようなデフォルメ体型が、ほとんど出てこないシリアスものなので、買って損はしないと思われる。
要するに、一番脂がのっている次期の作品なので、その勢いで楽しめますよってこと!