任天堂 サウンドヒストリーシリーズ「ディスクシステム レアセレクション」
「お薦め」ポイントは
(1)四作品のオリジナル音源BGMを完全収録
(特に「タイムツイスト」は初音源化じゃないでしょうか)
(2)ライナーで全作品の表パッケージ絵が見られる
(書き換えだった物は見た事無くて新鮮)
(3)パッケージデザインもディスクシステムらしくていい感じ
逆に「ここが惜しい」ポイントは
(1)もう少しライナーにボリュームが欲しい
(ほぼ上記のパッケージ絵のみ)
ゲーム説明か、もう何枚か画像があるともっとよかったですね。
とはいえ、「遊々記」と「タイムツイスト」ファミコンミニ化の要望を
任天堂に出さずにいられない一枚です。
収録時間は短いですが(そもそも伸ばしようも無いですが)
思い出&他に無いという点で安いかも…。
鬼作 DVD-ROM
ゲームシステムの基本的な部分は前作の臭作と同じで、
まず自分の行動を決め、色々なイベントをこなしていきます。
より解り易く、若干のシミュレーション的要素に加え、
イベントシーンも増えて、よりゲームらしくなったと思います。
ただ攻略の難易度は同じぐらい高いので、自力で完全攻略と
なると相当苦労します。
盗撮シーンは前作よりパワーダウンしてる感じで、
キャラクターも似たような顔なのがイマイチですが、
鬼畜度は増したかな・・・
この手のゲームに興味があるのなら買ってもいいと思います。
おまけとしてDVD版には禿作という推理アドベンチャー(
ほんとにおまけって感じ)も入ってます。
Latin Dictionary Founded on Andrew's Edition of Freud's Latin Dictionary
本書はOLDが刊行せられるまでは古典ラテン語辞典の最高峰でした。いまでこそOLDにその地位を明け渡しましたが、それはより新しくより充実した辞書ができたといふ意味でさうなのであつて、何も本書に問題があるわけぢやないし、その価値と生命が失はれたわけではありません。ルイスの本書にせよ、基本辞典にせよ、語義説明や例文が段階に応じて必要十分に与へられてゐますので、ラテン語の段階的な学習に役立ちます。さすがに研究者向けにはどうか知りませんけどね。俺はラテン語を読むときだいたい本書を使つてゐます。ほんたうに必要があればOLDを繙きますが、OLDは大判過ぎて扱ひにくいのですね。本書も大判ではありますが、手頃な大きさに収まつてゐて、扱ひやすく助かります。ただ難点をいへば見出し語の字体が独特なゴシックでやや読みにくい点ですね。基本辞典のはうも同じですけど。でも中途半端な羅和辞典を買ふより本書を買ふはうがずつとお勧めです。使へば使ふほど、読めば読むほど、あぢはひ深くなり、西洋古典研究の含蓄が感じられます。価格もむしろ安いでせう。