僕と彼女と週末に [DVD]
「この国を変えること」、もしかしたシンガーソングライター浜田省吾は上京間もない頃からプロミュージシャンとしてデビューしたての頃、本気でそう思想していた唯一無二のシンガーソングライターだったかもしれない
本作品を一気に観通した
私には、♪詩人の鐘♪のシーンで浜田省吾の祈りが聴こえた、私には♪八月の歌♪のシーンで浜田省吾の魂の叫びが聴こえた、私は♪BLOOD LINE♪のシーンで浜田省吾の怒りを感じた、私には♪僕と彼女と週末に♪のシーンで浜田省吾の平和への願いが木霊しているように聴こえた
やはり、圧巻は、シンガーソングライター浜田省吾全盛期、絶頂時の80年代における渚園でのライブシーンであろう
まさか、渚園での♪BLOOD LINE♪のライブシーンが時を越えて観れるとは、そして語り継がれる渚園伝説の♪僕と彼女と週末に♪のライブシーンが時を超えて観れるとは想像さえしていなかった
まさにシンガーソングライター浜田省吾ファン、フリーク垂涎のライブシーンの数々である
そして、本作品には、シンガーソングライター浜田省吾がJ.BOYに、J.GIRLにそして我々Japanese=日本人に伝えたかった、伝え続けてきたメッセージがフルヴォリュームに盛り込まれている
かつて、このようなコンセプトを意図したライブ映像DVDが日本の音楽シーンに存在し得ただろうか・・・
勿論、往年のシンガーソングライター浜田省吾ファンやフリークそして新世代のファン更には一般の人たちの間には賛否両論あるだろう
だが、本作品に対する個人的評価は星五つでも足りない星八つぐらいの高評価を与えたい、つまり、それ程の価値がある作品だと思う
そして、本作品におけるシンガーソングライター浜田省吾のメッセージは♪RISING SUN -風の勲章♪に集約されていると思う
「過ぎ去った昔のことと 子供たちに何一つ伝えずに この国何を学んできたのだろう」
そして、♪OCEAN BEAUTY (Instrumental) ♪の詞とサウンドとリンクした映像シーンが余りにも美しく、そして悲しく胸に迫って来たのは確かである
サウンド的には不評を耳にするニューアルバム「The Best of Shogo Hamada vol.3 The Last Weekend」とは対照的な、日本の音楽シーンに刻まれる、そしてシンガーソングライターの新境地を極めたサウンド的にも映像的にもハイクオリティーな傑作である
歴史の教科書を読むよりも、B級映画を観るよりも遥かに面白い、そして日本と世界の歴史を再考させ、精神的な高みに達することを感じさせるシンガーソングライター浜田省吾のコンセプトDVDの名盤である
経済ラップ 株式投資編
正直、歌詞は経済に詳しい方が耳にすると薄っぺらいと感じるかもしれません。
歌で出来るだけ具体的な例を挙げながら、わかりやすく解説しているので…。
逆に、経済を勉強し始めた人や、曲のタイトルを見て「この言葉って何だろ?」と思った人は一度聞いてみると良いかもしれません。
曲のリズムも悪くないと思います。
MP3で「連結決算」や「減価償却」といった会計的な歌もあるので、CDの続編を期待したいです。
デフレの正体 経済は「人口の波」で動く (角川oneテーマ21)
人口動態が経済成長やインフレ・デフレにとって非常に重要な変数であることを、一般に認識をさせたと言う意味では非常に意味のある本だと思う。しかし一方で、デフレの要因としては人口動態以外にも、グローバリゼーションによる単純労働の(最近では知的労働も)賃金平準化による影響も非常に大きいというような事実に対しての配慮がなく、若干偏った論理展開になっている。
一方で、色々と統計数字を挙げて話を展開していることから、普段気がつかない統計数字の事実などが知れることは中々良い。
池上彰と考える、仏教って何ですか?
本の半分はチベット仏教の指導者との対談になっていますので、解説の量は本の半分のページです。その中でポイントを押さえているのはさすがとしか言いようがありません。仏教の考え方で照会されている考え方も3つに厳選されていて、これならば話の展開にも容易についていけます。最終的には日本の仏教の今日までを簡単に振り返る経緯になっていますが、今日のように宗派が分かれてしまったいきさつ、檀家制度がなぜ定着したかなど、これだけの紙数で良く解説できるものだと感心しました。対談部分まで含めてもものの2時間で読めます。仏教に興味を持つきっかけとしては最適の本だと思います。
現在別の仏教の本を持っていますが、この本を読んだのでそちらに進みたいと思います。
伝える力 (PHPビジネス新書)
僕のなかで池上 彰さんと言えば、週刊こどもニュース。
自己啓発の中谷彰宏さん、などを親しんでいましたが
男は女で修行する。 ~ビジネス運を上げる60の法則~ (だいわ文庫)
職場の“お姉ぇさん”を味方にする究極のコミュニケーション術 〜2回も円満退社した“隠れ肉食男子”の告白〜 [DVD]
池上さんの解説は、テレビでも扱いやすいぐらい絶妙ですよね。
週刊こどもニュースは、視聴者は子供よりも年配者が多かったみたいですが
お父さん役として、「伝えたいメッセージ」を子供にも伝わる知恵が満載です。
この本は、買って損することはないでしょう。