留学で人生を棒に振る日本人―“英語コンプレックス”が生み出す悲劇 (扶桑社新書)
良書でした。
ワーホリ、留学にちょっと憧れてたので購入。
学者の人が留学に関してひたすら否定的な意見を述べるだけなのかと思ってましたが、
著者本人も留学経験者で、今は留学カウンセラーをやっている方でした。
英語で日常会話が話せるレベルまで上げられれば、と思っていたのですが、
英語はそもそも、中学3年レベルの英語を覚えて、2,3ヶ月海外にいれば日常会話はこなせるそうです。
留学は「英語を学ぶ」のではなく「英語で学ぶ」ことが目的。
自国で学べないことを学ぶ為に、海外へ行く。
中国人、インド人は自国で働いても収入は上がらない・・・。
彼らの一族は若者に全ての期待をこめて、彼らのために財産を留学に投資する。
だから彼らは必死。
彼らは一族の為、国の為にがんばる。
それに対し日本人は
「留学すると就職に有利だから」
「駄目でも日本に帰ればいい」
モチベーションが全く違う。
(自分もこのタイプ)
最後に
「日本の若者は就職先や待遇を気にしているが、
それ以前に私たちは"日本人"であるから日本のために、
そしてそれ以前に"地球人"であるから地球のために、
その為に必要であれば留学をするべきだ、とありました。
著者も自身の会社で、
留学志望の若者、その親たちにそういった事を伝えているので、
ちゃんと有言実行、社会貢献を行ってます。
こういった方は本当に尊敬します。
ザ・エージェント
いきなりですが、おすすめはシークレット・ガーデン(ブルース・スプリングスティーン)です。
映画中ではトム・クルーズとレニー・ゼルヴィガーが二人で外食するときに流れている曲ですが、なんともいえないこの優しく心に響く音楽がたまりません。
この曲以外にも、このサントラの曲は映画中の随所で使われているので、映画を見た人なら買って失敗したというようなことはありません。
ザ・エージェント (1枚組) [DVD]
映画は主観と言う前置きをしてからですが、これとフィールド・オブ・ドリームズ、アメリカのスポーツ界が絡む作品で、、自分が映画に求める感動を与えてくれていると作品と考えています。ちなみにフィールド・オブ・ドリームズはファンタジック&ノスタルジック、こちらはラブストーリーが絡んだ作品です。挫折した男が大切なものに気付き成功して行く、ハートフルなアメリカンサクセスストーリーで泣きたい方にはお勧めです(逆にそう言うのは抵抗あると言う方は意見異るかも知れません)。