娘を持つ父親のための本
ゴダイゴのタケカワ ユキヒデ氏が、五人の娘さんを育て上げる過程で学んだ父親のための指南書。一応、娘さんたちの検閲は受けているそうな。
面白いなーと思うのは、ここまで実例ズボンでバラしていいんかいというくらい、多数の失敗も成功も含めて、ご自分の家庭での経験を開示している点。品の良い暴露本としても面白いです。 普遍的な部分と、タケカワ家の事情的な部分とが混在しているので、そっくりそのまま鵜呑みにはできません。しかし、娘を一人の人間としてみて接しなくてはならないときがある、いやそれが基本なんだという基調をなす主張は、傾聴すべきものがあります。
一方、これはタケカワ家の特有な事情ないしお嬢さん方の個性だな、我が家とは違うなと思う部分もあり、それはそれで興味深いです。普遍的真実と、普遍的な真実ではなくて我が家に当てはまることと当てはまらないこととの見分け方は、まあ読みながら考えてください。
ただし、苦言が一つ。
著者の趣味かもしれないが、文章がEメールと同様の形式で書かれていて、読みやすいことは読みやすいんだけれど、紙面を大きく無駄遣いしています。
ソーサリアン スーパー・アレンジ・バージョンII
基本シナリオなどのアレンジ曲数曲、そしてユーティリティーディスク・追加シナリオVol.1(シナリオ5本)のオリジナルサントラ。1枚のディスクにかなり盛りだくさんの収録内容となっています。基本シナリオのアレンジ曲は「SORCERIAN SUPER ARRANGE VERSION」からの続きものです。こちらのCDもかなり聴き応えのある曲が収録されているのですが、やはりユーティリティーと追加シナリオのサントラが入ったこちらのCDが格段に私はお気に入りです。アレンジ曲は元のサントラのイイ部分をそのまま生かしたものに仕上がっているので、どの曲も気持ちよく耳に入れることができます。特にエンディングIIのアレンジはオススメです。ユーティリティーや追加シナリオのオリジナルサントラも是非聴いていただきたいです。プレイした方ならお分かりかと思いますがソーサリアンならではの優れものの曲ばかりです。決してプレイヤーを飽きさせない、そんな力強ささえ感じさせてくれます。ジョセフィーヌに使用されていた曲も捨てがたいのですが、やはりシナリオクリアBGM「CONGRATULATION!」に尽きるのではないでしょうか。
続編CDの「SORCERIAN SUPER ARRANGE VERSION III」にはあまりにも有名な“戦国”&“ピラミッド”が収録されています。ゲーム運びがシナリオ5本を順を追ってクリアしていくというストーリー仕立てになっており、ソーサリアンのようでソーサリアンでない、しかしやはりソーサリアンだと結局は納得させられてしまうゲームです。このサントラ集も素晴らしい曲の数々が収録されているので機会があったらお聴きください。
バラード・ベスト
透きとおっていて、どこか心にひっかかる、ISLANDの曲。
大学生の頃にはまった曲の一つ、
「ステイ・ウィズ・ミー」はホントすてきなバラードです。
ユーミンのオールナイトニッポンのエンディングで流れていた「ステイ・ウィズ・ミー」を聴いて、
ISLANDのファンになりました。
そして、ISLANDの「花」は他のどんな「花」よりもグッときます。
ぜひ、お試しを。