ユア・アンダー・アレスト
マイルスの偉大だと思うところはスタイルに固執する事なく、自分でいいと思った音楽に前進し続けたところだと思う。これはスタイルを確立し決して動かない他のミュージシャンとは全く違う。怖くてだれもこんな事はできなかったろう。しかしマイルスの一生は前進と変貌あるのみだった。それが最も良く現れたのが本作、マイケル・ジャクソンの「Human nature」とシンディ・ローパーの「Time after Time」を演奏している。まるで「My Fabarite thing」の様に良いと思う曲は演奏する。その姿勢がこのアルバムには貫かれている。
アイ・フィール・ライク・プレイング(初回限定盤)
ここ1〜2年はアル中問題やた離婚問題など音楽以外の話題が先行していたロニー
ですが、今年の春にラジオDJ(ロニーのサイトで聞くことが出来ます)、夏にフェ
イセスの再結成ライブ、そしてこの秋に今回のソロの新作が出たということで、
完全復活というところでしょうか。
前回のソロアルバムは渋すぎるというか重い感じの印象すら受ける作品でしたが、
今作はいい感じに力が抜けているというか味わいのある、いつものロニーらしい
内容で、1、3、4枚目のソロアルバムと雰囲気が近い感じです。
軽快なロックナンバーでアルバムが始まるかと思いきや、1曲目がバラード、2曲
目がレゲエと意表をつく展開でしたが、バラードは枯れた感じがよく出ていて、
レゲエもロニーの声とあっていて格好よく決まっています。
そして3曲目は切ない感じのメロディが最高のロックナンバーで、ここまで聞いた
時点で買ってよかったな〜という感じです。
ちなみに、ギターのリフが格好いいロックナンバーの5曲目はロニーのサイトで
視聴できるので、興味のある方は是非。
今回、スラッシュが5曲ほど参加していますが、元ガンズだったらイジーのほう
がスタイル的にはあっているよな〜と思ったのですが、スラッシュのギターもと
てもよくマッチしていて、こういうルージーな感じのロックにもあわせられるん
だなとスラッシュのギタープレイの幅の広さを感じました。(ちなみにスラッシュ
とはガンズ以前からの古いつきあいらしいです。詳しくは日本盤の解説、レコード
コレクターズの10月号の記事にあります)
来年はストーンズの新作レコーディング、ライブツアーという噂があがってきて
ますが、ストーンズのレコーディングに入る前にロニーのソロライブを日本で見
れたら嬉しいな。
グレイテスト・ヒッツ
やっぱりと思われる曲ばかりじゃなく、なるほどと思う曲も選ばれています。
古いファンも新しいファンも安心して聴くことができます。
ソロ活動もそれぞれ頑張っていますが、
まだまだホール&オーツとしても走り続けて欲しいです。
スパイキッズ4:ワールドタイム・ミッション【初回限定生産】 [DVD]
3から随分久しぶりの新作です。
新しいスパイキッズですが前作までの姉弟たちとまったく関係ない訳じゃないです。
その2人やお馴染みのキャラも顔出します。
少し面影ありますが随分大人になってました。
欲を言えばエミリー・オスメントも出して欲しかったです。
ジェシカ・アルバはダークエンジェルなどのイメージもあり動ける女優なので合っていました。
流れは敵に追われたり、敵のアジトに潜入したりとシリーズ1作目に近かったです。
視覚、聴覚だけではなく嗅覚を取り入れたのも面白いと思いました。
日本の子役ブームを狙ったかのようなタイミングもナイスだったのかなと思います。
ファミリー映画で飽きさせなく笑えて驚き楽しい作品でした。
アルバのギャラ的に次作あるかわかりませんがあの子役2人は良い味出してたのでまた観たいと思いました。