トーキョー・ガールズ・デストラクション 1 (マッグガーデンコミックス Beat’sシリーズ)
概要は他の方のレビューや多サイトを参考にしていただくとして、
感想です。
表紙の画力(インパクト)と、
女子高生が殴る蹴るの戦いをすると言うシュールな絵を想像し購入しました。
導入として、学園がほぼ無法地帯のサバイバル状況であること。
主人公のモチベーションは、失踪した姉についての調査であること。
この2点を紹介するための巻だったような気がします。
それ以上でもそれ以下でもない感じ。
予想を裏切る展開はなく、王道といえると思います。
ただ、主人公と敵との対立構造があいまいで、
教師が敵なのか、学園の経営者が敵なのか、国が敵なのか?
いまいちはっきりせずに終わってしまいました。
謎を残したと言えばそういえなくもないのですが、
あまり強い引きには感じませんでした。
週間連載で読む文にはこの程度の引きでいいと思いますが、
単行本派としてはこじんまりしすぎていて、
1巻としてはインパクトが小さいと感じられました。
読者としては、とにかく様子見な感じです。
明日泥棒 1 (ヤングジャンプコミックス)
表紙見たときも、読み始めたときも「コレどうみてもガールフレンドの2作目だろ」って思いました。
しかし読み進めると・・・やっぱガールフレンドの長編verだわwww
SFちっくな部分を取り入れたガールフレンド。
帯に「世界を変えに〜」とありますが、ガールフレンドのような主人公⇔LOVE(LIKE?)⇔ヒロインという関係性に宇宙人とかって今までのガールフレンドには無かった要素を混ぜてるだけです。
・・・ガールフレンド、ガールフレンド言い過ぎですね。でも自分にはガールフレンドの続編にしか見えませんでした。
でも設定や登場人物、流れはこれまでとは違っていて凄く新鮮な感じです。
でもね、どう見ても30歳には見えんよ?2人とも
外薗昌也さんの原作と別天荒人さんの作画の合作がまた見れて嬉しい限りです。
注:この漫画の冒頭部分にはSEの悲痛な日常が描かれています。
ガールフレンド 2 (ヤングジャンプコミックス)
非常に良く描けてます。絵も、ストーリーも。
しかし、見事な屈折っぷりです。あの感性は作者のトラウマによるものでしょうか? その辺りが見どころだと思います。
絵に関しては、登場人物の年齢による体格差の描き分けに、大変感心しております。