男はつらいよ 寅さん発言集
三週間前に突然逝ってしまった父が、寅さんの大ファンでした。新しい映画が出ると、必ず見に行っていました。普段は海外住まいなので急遽帰国、すぐ買ったのがこのCDでした。このCDを一日中ずっとかけ続け、家族が入れ替わり立ち替わり父と一緒に聞き、思い出話に花が咲きました。特にファンという訳ではなかったのに、いろいろな台詞がとても懐かしくて面白くて、みんな泣き笑い。父も一緒に聞いて楽しんでくれたと思います。向こうの世界でも聞いてもらえるように、CDは一緒に納棺され、父と一緒に旅立ちました。残された家族もそれぞれ買おうと思っています。いいCDです。
調査報道がジャーナリズムを変える
本書の表現を借りれば「発表報道」に堕した日本の報道機関。
官庁や自治体の「広報機関」に堕したジャーナリズム。
この報道機関が本来の力、活気を取りもどすには調査報道をすることが
肝要だと主張するのが本書である。
調査報道とは、各メディアやジャーナリストが、独自の取材、調査で
社会悪や、権力の横暴を暴くものだと僕は理解している。
たとえば、立花隆氏が行った「田中角栄の金脈追求報道」が
まさしくそれにあたると思う。
調査報道が大切だということは、ジャーナリストなら、誰も論を俟たないと思う。
しかし、なぜそれができないのか。
民放テレビ局は、企業の広告を収入源にしている限り、
本来の意味での調査報道には限りがあるだろう。
原発事故なら大スポンサー東京電力にどこかで気を使う。
それに予算削減で人が足りない。定時ニュースで放送する
省庁の発表物を拾うだけで、記者は疲弊してしまう。
NHKは予算の商人券を国会に握られている限り、
これも本来の調査報道には限りが出てくる。
つまりは、ペイテレビ方式で、料金を視聴者から徴収する
米国のCNNのようなテレビ局でない限り無理なのではないか。
新聞や通信社といったメディアではどうなのだろうか。
中国の高速鉄道事故をめぐる中国東京句の場当たり的な対応を見るにつけ、
こうした事象にに対する調査報道がぜひ必要だと、強く思う。
規制線が解かれても現場に入ろうとしない報道機関など、言語道断である。
ベテラン力
スキージャンプ、野球、サッカー、競馬、アーチェリー、バスケットボール・・・。
各界の代表選手と江口さんのインタビューには、彼らが何を考えどう動いているのか、
それがどう結果に結びついているのかがよくわかります。
「伝記」になってしまうと、細かい部分が忘れ去られてしまうけど、
彼らの現在進行形の言動をこの本は伝えてくれます。
私たちにも大きな生きるヒントになるでしょう。
復刻!東映まんがまつり 1975年春【DVD】
以前、CS東映チャンネルにて 復刻東映まんがまつりを放送していましたが契約の関係で見れず、ずっとDVD化すればいいのにと思っていました。
今回念願かない、発売の運びとなり喜びもひとしおです。
75年春版東映まんがまつりのにんぎょ姫は、いまだDVD化されておらず、やっと発売となりますね。
グレートマジンガー対ゲッターロボ観たさに行った映画館で思わず涙してしまい、心奥深くに残った作品です。
実はこの思わぬ伏兵に、ちょっとしたトラウマになってしまい…いや完璧なトラウマかな (汗)
なんだか、その当時ゾッコンになってしまい2番館までまた見に行ったりしたものです。
故人となられた奥山玲子さんの綺麗な作画(当時スタッフが沢山抜けてしまって大変だったとか)に、切ないストーリー、 印象深い歌と音楽、もう頭から離れませんでしたね(今思いに、初恋に近いものでした)。
そのトラウマの名残か、数年前まで某有名サイトのオークションにてパンフや設定資料やソノシート、レコード、ロビーカードなど落としまくってしまうほどに(苦笑)。
にんぎょ姫は、他の東映長編アニメと違いLD版は副音声にBGMは収録されていなく、とても残念でしたが 今回は?音源は残されているのかな?
是非、BGMトラックも収録して欲しいと切に願います。