70’s TVヒッツ・コレクション Vol.2
3の「二人の世界」、6の「ガッツ・ジュン」、15の「でも、何かが違う」を聴きたくてこのCDを買ったが、3と6はオリジナル版ではなかった。3は本人歌唱のリメイク版(イントロが全然違う)、6はテイチク・カバー版だ(要するにすべてをテイチク1社でまかなっているということ)。正直言って、かなりガッカリ。他にも、5、10、11がカバー版で、こういう曲を目当てにこのCDを買おうとしている向きは、再検討した方が良いかもしれない。
ただ、12、13、15が取り上げられるのはちょっと珍しいし、なかなか貴重である。それだけに惜しい。他社と提携してオリジナル版を集めてほしかった…と思う。
Best Of New Asia
ちい散歩の曲が入ってるということだけで買いました
(12の「ほのか」。CD化はこれしかなってないらしいので)
確かによかったですが、他の曲を気にしてなかった分、中身の充実さに驚きました。
ヒーリング曲というよりはじっくり聴くタイプのCDだと思います
ベスト・ニュー・ミュージック100
リーフレットは56ページ、曲目や歌詞は全て掲載してありましたが解説はありません。せめて初出の情報ぐらいはほしかったですが、レーベルを超えての収録の困難さを考慮するとよく発売してくれたという感謝の念が湧きます。
ラストのページに参加のレーベルが掲載してあり、コロンビア、フォーライフ、キング、クラウン、ポニーキャニオン、ユニバーサル・ミュージック、ビクター、渡辺ミュージック、ヤマハというラインナップでした。
荒井由実が3曲、松任谷由実が3曲、オフコースが6曲と鈴木康博が1曲、甲斐バンドが5曲、アリスが4曲、チューリップと財津和夫が3曲、ダウン・タウン・ブギヴギ・バンドが3曲、寺尾聡が3曲、尾崎亜美が3曲収められていますが、あとは結構良い意味でバラけたアーティスト群でしたし、珍しい曲との再会も果たせました。
1970年代の荒井由実から始まると思っているニュー・ミュージックというJ-POPの萌芽ともいえる幅広い音楽ジャンルの総称で括られた音楽を俯瞰して眺めて聴くのには好都合でしょう。コストパフォーマンスは高いと思っています。
ジャックスが1968年に発表した「からっぽの世界」が一番古い収録作品でしょうが、早川義夫が作りだした音楽はフォーク全盛の時代に異彩を放っていました。
BUZZの「ケンとメリー〜愛と風のように〜」、風の「君と歩いた青春」、H2Oの「想い出がいっぱい」など個人的にお気に入りの曲の収録は嬉しかったですね。
ラストの「翼をください」は赤い鳥ではなく、山本潤子さんによる歌唱ですので、当然収録年代は新しくなっています。
食わずに死ねるか!
まずは鈴木ヒロミツさんにご冥福を申し上げます。
『余命3ヶ月のラブレター』という本が遺作になりましたが、この本を読むとよくわかりました。かなり暴飲暴食をされていたようですが、私は鈴木さんからのメッセージと理解しています。
それは、体を気遣ってくださいね・・・と。無理に食べたり、飲んだりしてはいけないよって・・・。鈴木さんのやさしい人柄がわかるような気がします・・。
大事にとって置きます。この本は・・。
あまりに早い死・・・残念です。