戦う! セバスチャン♯(シャープ)(1) (ウィングス・コミックス)
巻の終盤に出てくるデーデマン9世という大変香ばしいキャラクターを除けば、旧シリーズと同じメンバーでお送りするあいも変わらんスーパーバイオレンスギャグコメディですが、
・・・なんとなくセバスチャンのイメージが違う。と思いました。
旧シリーズのセバスチャンはどっちかというと感情が少ない、抵抗力の弱い相手に上から圧し掛かるタイプのキャラクターだと思うのですが、この巻のセバスチャンは結構感情豊かに他の使用人に引き回されてもいるように思えました。
あと「おいおいおいw」と突っ込みたくなるようなお茶目なキャラクターにもなってきているような。
以上二点によってこの漫画の引き出しが増えたように思えるので、
六巻あたりでなんとなく感じてたマンネリ巻をあまり感じずに新シリーズと付き合えそうです。
少年セバスチャンの執事修行 (1) 【初回特典版小冊子付】 (SPADE COMICS)
戦う!セバスチャン本編は、途中で時折荒さなどが目立っていたのですが、こちらはかなり良い感じでした。
個人的には、今回から登場になる旧使用人3人が、それぞれとても良い味を出しています。
本編を読まなくても、こちらだけでも十分にお勧めです。
戦う!セバスチャン (2) (Wings comics)
執事コメディーの第二巻です。
前巻のあとがきでチラッと見えたシェフのデイビッドが登場です。
いままで居なかったタイプのキャラクターで、あのヘイヂと普通に会話できるつわものです。
セバスチャンの悪の一面を垣間見れる話も・・・。
それにしても気になるのは『少年セバスチャン』。
本当にいったいどんな少年だったのか?
是非ともその話も描いていただきたいですね。
三巻がとっても待ち遠しい。