パレード (幻冬舎文庫)
読み終わって、とにかく「すごいな…」と一言。
日常の異常、人間関係の距離感。こうもリアルに描くことができるのか と。
話す言葉や態度やふるまいなど、目に見えるものは、ほんの一部分なのだと、分かっているが認めたくないことを、見せつけられた気分である。
痛みと共に、納得と安堵に気づき、軽いショックを感じもしている。
それぞれ読んだ人が、必ず何かを感じる作品であることは間違いないだろう。
映画「デスノート」オリジナル・サウンドトラック SOUND of DEATH NOTE
全編迫り来るような重低音の音楽です。
ジャンル的には「パトレイバー2」に近い。
単調といえば単調ですが二度三度聞いてみると癖になるというか。もうズンズン来ます。
コアな川井憲次ファンには必須のアイテム。
ちなみにこの音楽は映画本編には本当に嵌っていました。
主題歌が載っていないのが本当に惜しいです。
新選組 ! 完全版 第壱集 DVD-BOX
幼い6歳の私が初めて観た新選組ドラマがありました。
伝説になっているNETの番組です。
あれから40年弱、こんなにある意味凄い番組は観たことありません。
NHKと三谷幸喜氏が組んだからこそできた配役にやられた!と思い、
何もかも意表をつく展開やストーリーには脱帽です。
明らかに視聴率対策の配役もなく、そのまま突っ走る潔さは素晴らしい。
視聴率や史実は、どうでもいいとは言いませんが、ポイントさえ押さえておけば、後は作っていいでしょう、ドラマなんですから。
期待したより視聴率も低いかもしれません、そんなアホな・・・な展開もあります、確かに。
しかし、ないとは言えないと私は思っています、同じ時代に生きていた人たちの話なんですから。
確かに今までとは違います。
新たな風を起こすことは、いけないことなんでしょうか。
この「品質」に気がつかないなんて、気の毒に思ってしまいます。
こんな大河、観たことない、きっと大河の歴史に燦然と輝いて
名を残すと私は思っています。
だから、完全版を!
日本昔ばなし~フェアリー・ストーリーズ~第1巻
特別よくもなく悪くもなく、本当に「普通」という印象です。
僕は眠る前に聞いていますが、心地よくリラックスでき、いつの間にか眠っているし、商品の価格も高くなかった(1500円くらい)ので満足しています。
ただテレビのまんが日本昔話のような感じではないので、それを求めているのならば違う商品のほうがいいかもしれないです。
ためしに一枚買ってみるのもいいと思います。
証明
嘘のない剥き出しの感情と言葉。
その圧倒的な衝撃は、一言ではなかなか言い表せないほど。
こんなにも激しいのに、こんなにも切ない。
胸がえぐられるとはこういうことなんじゃないか。
誰しもが自分の弱さを認め、そして強くなっていかなければならない。
そんなことを再確認した。
何かに突き動かされるように唄う彼女の歌を
必要とする人が、この時代にきっと溢れている。
彼女の歌は、時代に降り注いだ一筋の光なのかもしれない。