ストロベリーナイト シーズン1 Blu-ray BOX
とても面白かったです。
竹内結子がかっこよくてもっと好きになりました。
事件自体は死体真っ二つとか
バラバラ殺人とかグロめの上に
結末がやりきれないものが多いですが、
姫川自身に悲しい過去があったり
刑事たちそれぞれに過去や家族に悩みがあったりと
同僚や上司部下、それぞれ魅力的でした。
特にソウルケイジは3週に渡って放送されるだけあって
とても丁寧に描かれていて
思い返すだけで切なくなってくるくらい
悲しくて、愛情溢れる話でした。
高岡(石黒賢)すごいなと。
菊田ファンになった女子も大勢いると思うので
続編では姫川主任とどうなったかも
ぜひやってほしいです。
ソウルケイジ (光文社文庫)
前作、「ストロベリーナイト」からの姫川玲子シリーズといっていい作品だが、別にこちらを先に読んでも何の問題もない。ま、こちらを先に読んでもストロベリーナイト (光文社文庫)を、速効買いに走るだろうけどね。
内容としては、正直ストロベリーナイツより、僕は読みやすかった。前作の相当キツイ部分(私ちょっとホラーめいた部分や軽とめいたところは苦手なんだな、どんな作品でも)は色を潜め、かなり人間模様、いやもっと深いドラマ性、何気なく日常を暮らしている人に潜む、秘められた歴史のようなものが中心の本作品の方が、僕は好きだ。
作者の作風に時にみられる、かたくなで、ぎすぎすしすぎじゃないのかと言う不器用な部分にも、若干のコミカルさ、人間味がうかがえ、本当にこの作品は良くできたものだと思う。
自作が楽しみであり、今後の姫川を囲む刑事たちのドラマの展開が本当に見逃せないと思う。
インビジブルレイン
三つの復讐劇が重なり合い、やくざの跡目抗争に絡むサスペンス長編。ツイストの程度がちょうどいい。更に悪役キャリア警察幹部が登場し、もう一段事件をややこしくしている。今回は牧田という長身のやくざがほぼ中心人物といっていい。事件が縦糸で、警察機構のきしみが横糸だとすると、更に斜めに絡むのがなんと姫川主任の道ならぬ恋。姫川玲子といえども、やっぱり長身でしゅっとした男には弱いんだね。
ちょっと詰め込みすぎてとっちらかっちゃったかも。レギュラー・メンバーは影が薄いし。
フジテレビ系火9ドラマ「ストロベリーナイト」オリジナルサウンドトラック
私は原作を読まずと言いますか、知らずにドラマを観てストロベリーナイトの世界の虜になりました。
ドラマの最終回を迎え、もう観れなくなってしまう(映画化がありますが) と思うととても寂しい気分になり、もう一度このストロベリーナイトの残酷だが色んな人間のドラマが詰まった世界に浸りたいと思い、原作のストロベリーナイト、そしてソウルケイジを読み始めました。
そしてこのサウンドトラックを聴きながら原作を読んで行くと、ドラマの中では語られなかった登場人物それぞれの想いや、描かれていなかった場面でさえあのテレビで見ていた役者の方々が演じてくれる映像が自分の頭の中でリアルに再現されていき、作品のもっともっと深い部分を知ることができました。
特に、メインテーマ曲となる ストロベリーナイト が一番好きです。残酷な世界でも強く生きていこうとする部分が垣間見れる、まさに主人公の姫川玲子をイメージさせる曲になっています。
本当に素晴らしいサントラだと心から思えるアルバムです。
ストロベリーナイト シーズン1 DVD-BOX
逆ハーレム状態(男刑事の中、紅一点)の竹内結子が魅せる体当たりの演技。
今までの彼女の作品で、こんなの観た事がありません。 お嬢さまのイメージが強いしね。
しかし、この作品では気合いの入り方がハンパない。
原作は、あまり評判がよろしくないようですが、しかし、グロいシーンについては見たくないという方もいれば、こんな程度では、グロいとは言えないと…意見は分かれている。 なので、そこは個人的趣向ではないでしょうか。
私には、かなりキツかったです。気分が悪くなりました。
ストロベリーナイト…タイトルこそ、可愛らしいものだが意味は恐ろしい。
内容も、ドロドロとして気味が悪い。
死体現場に駆けつけた時も、合い言葉のように…お嬢ちゃん吐くなよと言われても、平然としている。煙草も吸う。大声で部下も怒鳴る(彼女は過去に、ある事件の被害者なのだ)それが、警視庁捜査一課殺人犯捜査係、唯一の女性係長、姫川玲子警部補である。
ライバル刑事(ガンテツ)である武田鉄矢も、今までのイメージを払拭するかの如く凄みのある迫力ある、かなりヤバい刑事を演じる。
一流の役者を、ずらりと並べ、しっかり脇を固め、竹内結子(姫川玲子警部補)が新しい領域に挑んだ、本格的サスペンスである。
最後の…ソウルケイジは
あまりに残酷で悲しくて、つらいものだった。