グレゴリアン・チャント・ベスト
十数年前グレゴリオシャントが流行った頃、存在は知っていたもののじっくりと聞く機会がなかった。機会がなかったというよりは、自ら探す努力をしていなかったというところか。その頃にこのCDに出会っていれば、歌の技術も少しは違っていたのかもしれない。指揮者の先生が、「こういうの聞くと勉強になるんだよ」とさりげなくおっしゃっていたことが、今になってよく分かる。
単旋律の美しさと宗教曲特有のうねりがよく表されている。できれば大きい部屋で心を落ち着けて目をつぶりながら聞いてみたい。これから数百年後に聞いたとしても必ずや何かを学ぶことができる一枚だと思う。そういう価値観がグレゴリオシャントにはある。
処女☆伝説―オール・アバウト辛酸なめ子 (洋泉社MOOK)
今年で三十路になるという彼女のこれ迄の歴史を振
り返る企画の中では少女期に書かれた漫画や、修学
旅行のパンフレットで描かれた表紙など、ざくざく
となめ子色を展開しています。
個人的には、「なめ子のファイナンシャルQ&A」
という企画と「自選コラム」が読ませました!
おもしろい。
処女の泉 [DVD]
イングマール・ワイズマンの傑作です この映画に描かれているのは男の残酷な性への欲求
それを残酷な形で見せました 映像が美しくその犯される少女もとても綺麗な子それだけに
恐怖感が迫ってくるんですね 神を信仰する男が復讐を果たした後娘の死んだ土から
水が沸くシーンの美しさそして神々しさ この映画は男の残酷さを描いたワイズマンの傑作です
ドヴォルザーク:スターバト・マーテル
ドヴォルザークの曲は『新世界』を聴き知っている程度であったが、今回都響で『スターバト・マーテル』をサントリーホールで演奏するので
事前にどの様な曲か?また、どの様な作曲の背景があるのかなどを知りたく購入した。毎日これを聴いていると心平穏になり安寧を得られる気持になる。通常は生で聴く音楽は自宅で聞くCDより素晴らしいのだが、第4曲のバス独唱や第6曲独唱とコーラスの遣り取りなど美しさや迫力においてクーべリック指揮の購入CDは素晴らしいと感じた。