金平糖
タイトル曲はNHK「みんなのうた」で2011年12月から翌1月まで放送された曲の、CDバージョンとなっています。大きな変更はありません。地デジ放送より格段に音質が良いです。ボーカルは前面に出て厚み・深みが増し、歌詞が聴きとりやすく、バックの楽器一つ一つもクリア。アレンジはシンプルで、覚えやすく歌いやすいものです。
太田裕美の優しい歌声が、愛する人を失った悲しみを慰め、立ち直る勇気を与えてくれます。
1998年にも同番組で「僕は君の涙」という名曲が放送されました。本曲も類似の趣旨かと思われますが、こういった歌曲では太田裕美はすばらしいメッセージを伝えてくれますね。
シングルでは早々に入手不可になるものが多いので、ぜひ手元に1枚置いておきたい作品。
なお、コード付きピアノ譜とコメントの載ったテキストのバックナンバーは、版元にまだ在庫がありました(12/2/3現在)。
図説 拷問全書
書名に惹かれて購入した。なんたって『図説 拷問全書』だ。
中世ヨーロッパの拷問の簡単な歴史、当時何が罪に問われ、どのような拷問や刑罰が行われたのかが簡潔に書かれている。メインは刑罰と拷問の具体的な内容の紹介である。「全書」という名にはほど遠い内容だが、近年の新書につけられている題名よりはまだましかなとも思う。他の作品からの引用が多すぎるのも気になったが、題材への興味で一気に読んだ。聞いたことだけはあった拷問「鋼鉄の処女」も出ていた。「ヤギ責め」という拷問もある。刑罰にもいろいろある。「釜ゆで刑」「生き埋め杭打ちの刑」などの残酷な刑のほか、名誉剥奪刑という辱めを与える刑もあり、その中には「酔っ払いのマント」など本当にこんなのが法律で決まっていたのかというような情けない刑もある。
私は中世ヨーロッパ史に疎いのでこの作品の学術的評価や位置付けがわからないまま読み終わり、おぉ、昔はこんなことをやっていたんだなぁ、と単純に楽しむことができた。最後に解説を読んでみたら、どうもこの本は学術的だとか難しいことを考えて読む本ではないということがわかった。と、いうことで中世ヨーロッパの歴史、キリスト教と拷問の関係等に詳しい人にとっては非常に物足りない作品なのだろうが、単なる興味で読む本としては値段も手頃だしなかなかいいと思う。☆4つはそういう評価である。
でも著者はなんでこの作品を書いたのだろう。amazonでこの著者の他作品の題名を眺めてみたがこの作品だけが異質である。不思議だ。
GOLDEN☆BEST 太田裕美
45歳おっさんです。
さらばシベリア鉄道目当てで購入しました。太田裕美版がクリアに聞けて最高です。
で。有名な曲まあ木綿のハンカチーフとかは問題ないのですが、他の曲はサビだけが頭に残っていて、
更に曲名とリンクしないという状態でした。
大ファンの方に申し訳ないのですが、メロディ、リズム、アレンジ全てが
自分にはすこし古いかなあと。(サビだけが思い出せる曲)でも良いアルバムです。
NHK連続テレビ小説「さくら・総集編」DVD-BOX
2枚のディスクに、よくあれだけの豊富なエピソードを、視聴者の期待を裏切らずにまとめてあると感心しました。個人的には上巻の方が、学校で初めての挫折を体験するさくら、またさくらの母と祖父の20年ぶりの再会、曙理事長と祖母淑子の戦後50年を超えた青春の復活。これらが無駄なくまとめられていて、総集編だけを見ても十分泣けるシーンが多いです。
逆に後編はちと物足りないような・・・。もちろん楽しい曙中学校の文化祭、桂木とさくらの擬似ハワイアンウエディングを見て妬けるロビーがさくらに婚約指輪を渡すシーン。沼田屋のみどりさんの熱気あふれる出産、おじいちゃんが過労で倒れ、お父さんが三寺参りのろうそくを作り上げる息詰まる過程。
涙のロビーからの婚約解消・・・ここまでだったら私は☆5つつけたのですが、後半お互いを異性として意識し始めたさくらと桂木の描き方が、少し幼稚で不自然です。特にさくらが桂木に言う台詞がだんだん文部省の言葉みたいに理屈っぽくなっちゃって、「あの自然児のさくらちゃんは、どこに行ったんだ~!」と叫びたい気持でした。ノベライズ版では桂木とさくらは結ばれないんですよねー!?「結ばれて良かったね」という気持と、「おのれら、もう少し好きあうもの同士の本音を言え~!」と叫びましたよ。わたしゃ~。
だから☆4つ、マイナス☆ひとつの理由です。え?自分が今恋人いないからだろうって?何をっ!?くっ!・・・・でも当たってるかも・・・。
さくらの見所なんてたくさんありすぎてわからないのですが、私の一押しは「薬マニアの教頭先生」です。彼のさりげない台詞(特に後編で探してくださいね)が結構受けました。後はあまり出てこなかったけど沢田先生、野口五郎はまり役でしたね。あとは桂木がロビーと英語で喧嘩するシーン。この桂木の英語がまたうまいんだ!これはぜひ見てほしい(後編ね!)
さくらのパート2は始まらないかな?(希望)
「やる気」が出るコツ、続くコツ―わかっているけど動けないあなたへ
ビジネス書多読者には物足りないと感じる
かもしれない本書ですが、周りの動きたく
ても動けていない人たちにどう接するべき
かが学べる良書です。忘れかけている初心
を思い出す助けにもなります。