南極料理人 [DVD]
美味しそうな食べ物が出てくる映画として、「かもめ食堂」や「めがね」のような映画かな?と思って観ました。実際、同じフードスタイリストの方が参加されているようです。
上記2作も大好きなのですが、個人的には「ほのぼの」とした空気に癒される映画ですよね。本作は、ほのぼの癒し系映画と言うより、全編ギャグのような笑いのドラマなの中、もうちょっと心の深いところにまで沁みてくる映画でした。
愛する家族や仲間がいる幸せ、そしてその人たちと一緒に食卓を囲むことの大切さ。説教臭い表現は一切出て来ず、むしろ大爆笑の内にそれを感じさせてしまう。観測隊員たち8人の凍死寸前の命懸けギャグや、人間模様をまじえて展開されます。
ウィルスさえ存在しない摂氏マイナス50度以下の世界に、1年半も同じ顔ぶれで過ごすというのは想像を絶することですが、山崎努主演の「刑務所の中」もそうだったように、限られた空間の中では食べることが一番なんですよね。(笑)
画面から伝わる料理の美味しさ。極地と思えない、料理の意外な豪華さ。
麻雀、伊勢えび、飲料水確保、1分740円の国際電話、フルコース・ディナー、等々、面白いエピソードはいっぱいあるのですが、やっぱりラーメンのエピソードが一番面白かったかな。
生瀬勝久、きたろう、豊原功補ら演じる役者達の上手さで、オヤジ達のほのぼの感とペーソスが漂う。とにかく間がいいし、味がある。特に、主人公の堺雅人は上手い役者ですが、飄々と演じてましたね。鶏の唐揚げで涙するシーンはとってもよかったです。
いい歳した大の男たちが、子供のようにわがままを言い合ったりふざけあったりしている姿を、絶妙な距離感で見つめているそのまなざしに温かみを感じます。この監督、新人なのに上手いですよ。
伏線の張り方が、分かり易すぎる感じがしないでもないですが、この映画に漂う『ゆるさ』には、かえっていいのかも。また、事件性もドラマ性も薄いですが、味わいが後で出てくる映画です。エンドロール時に映し出される映像が『なるほど』と、味わい深かったです。
うねり取り入門―株のプロへの最短コース
株の売買では、古典的とも言える「うねり取り」の技法が
繰り返し述べられています。
うねり取りとは、本書299頁でまとめられているように、
「銘柄固定売買方式で、約三ヶ月またはその整数倍の上げ
下げを取って利益をあげるというやりかた」であり、確か
にこれ以上単純な株のやり方は無いとも思えます。
その意味で、うねり取りを上手く自分のモノにできれば、
サブタイトルの「株のプロへの最短コース」というのも
実感できるでしょう。
最近のデイトレ、スウィングトレードばかりがもてはやさ
れる中でも、本書が読み続けられている意味を落ち着いて
考えてみることをお勧めします。
(単純なやり方=簡単でないのはいうまでもありませんよ!)
空海の旅3
シンセサイザーを用いた音楽がとてもすばらしい喜多郎氏の音楽たち。
静かな音楽が中心ですが、内に秘めた熱い闘志を感じずにはいられません。
聴く人を魅了するその旋律は昔から変わらず愛されています。
とても豊かな音楽は日本を越えて、アジア、ヨーロッパ、アメリカなどでも親しまれています。
私のインドネシアの友人も喜多郎氏の音楽が好きというほど世界中で楽しまれています。
もちろん、日本人のファンも多く、1000年女王、シルクロード、空海の旅、各NHK特集などの音楽は有名です。
グラミー賞という栄誉ある賞にも輝いたすばらしい腕でいつも最高の音楽を提供してくれるます。
喜多郎氏の音楽については、いまだにはずれたと感じるCDや曲がありません。
その洗練されて美技の数々に氏のたゆまぬ努力の積み重ねを感じ取ることができます。
どの曲もとても完成されており、その技術の高さに感銘を受けます。
何か癒しの音楽が聴きたいといった時には喜多郎氏の音楽を選べばまず間違いないだろうと思います。
BGMとして流せば、その音楽があなたの疲れをきっと癒してくれることでしょう。
もし興味のある方は、近くのCDレンタル屋で試しに借りてみるというのもいいかもしれません。
きっと手元に1枚ほしいと思ってしまうほど美しい曲の数々に出会えると思います。
私もふとしたきっかけから喜多郎氏の音楽と出会い、そして氏のCDをずっとパートナーとして側に置いています。
音楽を愛する全ての人に自信をもっておすすめする1枚です。
この度は、多くの人に氏の音楽に触れてほしいと思いレビューを書かせていただきました。
ぜひ喜多郎ワールドの優れた楽曲の数々に酔いしれてみてください。
ツナギ売買の実践
株でもFXでも、スイングから長期投資をされる方には、一つの方法として参考にはなるかも。
ただ、一つ考慮しておかないといけないのは、この本が書かれた当時と、現在とでは
通信手段やテクニカルチャートも全くレベルが異なるので、今の段階で(特に短期の場合など)
分割やつなぎをする必要があるかと言われると、必ずしも本の通りではないと感じる。
ただ、ずっとテクニカル頼りのエントリーや片張りでやって来られた方は、
こういう世界もあるのだということを知るのには良いかも。
決定盤!!喜多郎/シルクロード ベスト
元のアルバム内で曲と曲がクロスしているのだから仕方ないが、
クロスフェードがひどく強引。
サビに入る前にフェードアウトされた気分になる。
むしろ、次曲の頭が入っても良いから、最後まで聞かせて欲しい。
それで収録曲数が減っても納得できる。
このアルバムに限らず、ベスト版として出すのであれば、
選ばれた曲は完全に収録すべきであると常々思う。