羅生門 デジタル完全版 [DVD]
人間は誰でも自分が可愛い。
自分を少しでも良く見せたい。
それが、人間の性。
誰にだって、この映画を見て、少し胸が痒くなる思い出があるはずだ。
事実を、そして自分を、ありのままに認識するって本当に難しいことだ。
真実は一つなのに、
3人の人間に語らせたら、真実は3つになる。
人の言うことに真実はあるのだろうか。
それは、あくまで発言者のフィルターを通した「真実」だ。
発言者の考え方、保身、見栄、プライド…。
いろんなものが真実に加味される。
このことをわかっていれば、
人の発言(ニュースなどの情報も)を、鵜呑みにするのではなく、
かといって、何もかも疑ってかかるのでもない。
信じることができる。
ただ信じるだけと、
各自のフィルターがかかった真実であるということを認識して、
信じるのとでは、まったく異なる。
1.発言者の立場をよく理解し、相手の立場なら、事実はどうあってほしいだろうか
を考え、発言からその希望を取り除いた真実を推測する。
2.発言する人間(情報の発信源)に対しての信頼度によって、
発言(情報)の真実味を判断する。
3.発言(情報)を受け入れる場合は、あくまでも
発言(情報)は発言者(情報源)のフィルターのかかった真実であるということを
しっかり認識すること。
信じるということは大切だ。
疑うということと同時に。
恵みのとき―病気になったら
大人になるといろんな役割やら、こうしなきゃいけない、ああしなきゃいけないと縛られて、世界が複雑になったように思うけど、本当は、真理はいつもとてもシンプルであることを晴佐久神父様は語りかけてくれます。
シンプルだから、強い。シンプルだから心にスッと入ってくる。
清い澄みとおった水のような神父様の言葉は乾いた心を潤わせて、子供の頃のあなたに戻してくれます。
青春
どっちがタイトル曲でも、間違いなく通用する最強な一枚だと思います!
全部このままで・MY GENERATION等を有する1stに匹敵する、(これはシングルですが)正に代表曲のみ収録!といった感じが“ばかあちくて”最高です!
しかもメロも詩も、心に突き刺さる突き刺さる!
時を経て、またこんなにイカシタ曲に出会えるなんて…J(S)Wこちらこそ“アリガトウ”!!
『青春に終なんてない』と言うメンバーのコメント通りです。またこの曲達に、新しい“青春”を与えて貰いました。
気持ちが高ぶって、上手くまとめられませんが、とにかく最高です!
個人的には、純太さんのアリガトウの方が好きです!
雨月物語 [DVD]
上田秋成の原作をこの映画のために自在に企画・脚色した辻久一、川口松太郎、依田義賢、そして夢か現か幻かという映画世界を見事に具現化した美術、照明、撮影、音楽スタッフ、最後にヒロイン京マチ子の妖艶な美しさが光る邦画の名作です。
もちろん監督や森雅之、田中絹代、小沢栄太郎、水戸光子などの役者連中も健闘していますが、この映画では私たちが戦国時代の武士や貴人のたしなみとして認知している日本的な優雅幽玄風情なるものは、外国人にはことさら魅力的な世界として映じているので、かくべつ彼らが出演していなくともヴェネツィアでは賞が獲れたことでしょう。
しかもこの映画が描こうとしているのが、ほんとうの幸福は遠い世界の富や名誉ではなく手を伸ばせば届く厩の麦の温かさにある、とする古今東西に普遍するメーテルリンクの所謂ひとつの「青い鳥」の主題であったがために、全世界の共感を呼んだのでありませう。
それにしても京マチ子のエロスの濃厚なこと! このようなにょしょうに日夜挑まれ、組み敷かれてついに身を滅ぼしてしまうことこそおのこの甲斐性ではないか、と溝口は主張しているのです。
ピアノソロ エンヤセレクテッドソングス (ピアノ・ソロ)
エンヤの曲は、彼女自身の声をオーバーダビング(しかも数え切れないほどに)して作られているので、それをひとつの楽器用にスコアを書くというのははっきり言って不可能なことです。しかし、彼女の曲は非常に美しいので、聴くだけにとどまらず、自分自身でも演奏してみたいと思うものです。
この楽譜は、「セレクテッド」されたものですから、すべての曲は入っていませんし、もしかしたら望みの曲はないという人もいるかもしれません。それでも、編曲され方はかなりよいほうだと思います。いかに原曲を再現できるかに楽譜はかかっていますから、きっと満足できると思いますよ。