フューチャーズ
Jimmy Eat Worldの5thアルバム。2004年作品。
前作収録の彼らの代表曲"Sweetness"のような明るくアップテンポな曲はこのアルバムには殆ど収録されておらず、一見地味な作品のように感じるかもしれないが、楽曲のクオリティは非常に高く、じっくり聴き込むことのできる美しい曲が多いのが特徴であるように思われる。
特に3〜4曲目の"Work"から"Kill"への流れは秀逸であり、個人的には彼らの中でも特にお気に入りの部分である。また"Drugs or Me", "Polaris", "Night Drive", "23"など終盤にも非常に味わい深い良曲が並んでいるので、この作品のポイントは"Just Tonight..."や"Pain"など激しめの曲だけでなく、それらの大人しめの曲も楽しめるか、ということになると思う。
Jimmy Eat World入門としては3rd"Clarity", 4th"Bleed American", もしくは特に明るい次作"Chase This Light"がおすすめだが、この"Futures"は、繰り返しになるが彼らのキャリアの中で最も静かだが最も美しい作品となっているので、是非一度聴いて頂きたい。おすすめです。
※国内盤にはボーナストラックが3曲ついていますが、"23"で終わるオリジナルの流れが壊されてしまい、少し冗長になってしまいます。曲の質はどれも悪くない、むしろ良い(特に"Shame")ですが、コレクションにこだわらない方には輸入版の方をおすすめします。
Jimmy Eat World: Guitar, Vocal (Play-It-Like-It-Is)
CD「ブリード・アメリカン」のギターTab譜になります。
洋書なので日本版ボーナストラックのスコアは収録されていません。
ファンのみならずより多くの人々に知っていただきたいバンドです。
知ってる人はこのギター譜を手にして、さらに深くJEWを感じましょう。
Clarity (Exp)
ジャンルわけするとエモコアとか言われるようですが、ジャンル分けは無意味に感じられる好盤です。
胸にせまる曲を堪能して下さい。
アルバムの中では映画のサントラに使われたLucky Denver Mintが知られています。(この曲泣けます)
彼らの曲は力強いダイナミックなものも良いのですが、それ以上にミドルなテンポの曲もじんわり染みますね。Goodbye Sky Herborという曲は16分を越す長編にもかかわらず、いつもじっくり聴いてしまいます。
For Me This Is Heavenも個人的に大好きな曲。
3rdでJimmy Eat Worldにはまった方は、ぜひこちらのアルバムも聴いてみて下さい。
ライディング・イン・ヴァンズ・ウィズ・ボーイズ:ザ・ドキュメンタリー [DVD]
GREEN DAYとBLINK182という二大パンクバンドのツアーに同行することとなったKut U Upという無名バンドを中心にしたドキュメントです。彼らが二ヶ月近いツアーのなか、バンドとしても人間的にも大きく成長していくのが印象的。個人的には大好きなGREEN DAYのボーカルのビリーとのやりとりやGREEN DAYのライブ映像なども見れて大満足の一本でした。バカ騒ぎする純粋な楽しさがありありと伝わってきてとてもよかったです。