Ella & Duke at the Cote D'Azur
実はワタシ、いま休養中の宇多田ヒカルがデビューした時(当時まだランキング38位)なんですが、
「なんじゃい、こんな奴ぜったい売れねぇよぉ〜うげげげげwwww」とか言って嘲笑ってたんですね。
いやぁ〜上がった上がった、みるみる内にランキング上がりましたね。1位ですか。ははは
まだ成人もしてもいないのに自分の感性が古くなったのを感じました。すごかった。
そんな体験談をエリントン大好き50年の爺さんに話した所こう答えました。
「いいかい、声には成分というものがあるんだわ。その時代の人々の心をうつ成分を内包した声の才を持つボーカルってのは少ないんだよ、思いの外ね、いいボーカルかどうか判断するポイントはフレージングじゃない、それも重要だが結局は声、声そのものなんだよ。」
はい、何をいってるかわかりませんね。「ワシは彼女は間違いなく売れると思っとったよ」ホンマかいなwww
しかたがない私の隣に今いる音楽に対して無知極まりない宇多田ファンに聞いてみましょう。宇多田ヒカルのいいところって何?
「声!当たり前だろバカ!」怖いですねぇ・・・怖いですねぇ((((;゚Д゚)
そんなことはともかくエラの良さを聞かれたら私ならこう答えますね。
「声!」
わかってますよ、スティーヴィーさん。オーケストラも天才相手に全く負けてないさ。
Cote D'azur
今回はコートダジュールへの旅に触発された作品らしいですが、サウンド的には1作目当たりのスムースジャズに回帰した繊細な仕上がり。ジェフ カシワの復帰二作目で安定感倍増。cut5 7 10等良い仕上がり。ジャケットはお約束。インナーデザインはラス自身のイラスト。ゲストも歌ものの収録もなく、直球勝負のRippingtonsサウンドという感じです。