Meet the Parents [VHS] [Import]
頑固で偏屈な婚約者の父親に気に入られようと奮闘する、冴えない男(ベン・スティラー)のコメディ。
ストーリーも設定も悪くないのに、個人的には余り楽しめませんでした。「ここって、笑うところなのかな?」と考えてしまうような微妙なギャグが多く、婚約者の父親にわざわざロバート・デ・ニーロを持ってきた意味も感じられませんでした。
婚約者の元恋人に見覚えがあると思ったら、「ズーランダー」で仲間のスーパーモデル(?)役で共演していたオーウェン・ウィルソンでした。その点だけが、少し面白かったですが。
主人公同様に、婚約者の父親に苦しめられた経験の有る方は、見ていて「ニヤリ」と出来るかも知れません。
The Cable Guy [VHS] [Import]
マシュー・ブロデリックの演じるごく普通の青年が、
ほとんど偏執病のジム・キャリー扮するTVケーブル
配線工事人に執拗につきまとわれて・・・。
ジム・キャリーらしいどたばた落ち着かない
演技は、人によって好き嫌いが完全に分かれる
ところだと思います。
ストーリーとしてはおもしろかったけれども、
自分だったら、こんな人が身近にいたら手におえない。
はやく専門家のケアを受けてくれ!、と落ち着かない
気分で鑑賞しました。
「トンデモ男」を見たい方にお薦め。
太陽の帝国 特別版 [DVD]
スピルバーグ作品で最も感動的な作品と思いますし、個人的にはいちばん好きなスピルバーグ映画です、本作同様やはり地味な初期作品1941の2作が案外、スピルバーグが商売抜きで本当に作りたかった映画なんじゃないのか、と以前から考えています、
何ゆえに感動するかについて個人的な解答を記入すれば、「主人公の前向きさ」です、捕虜収容所という全くの逆境にあって、多くの大人達が萎えていく中、主人公の少年・医者・小悪党のジョンマルコビッチそして日本軍のゼロ戦の少年飛行兵といった少数のものが戦争状態という悲惨さに負けずに果敢に生存に執着する様に感動しているのです、主人公が自業自得の悲しさに終始するアニメ蛍の墓の対極に位置する作品になると思います、
クライマックスのP51の飛来シーンはCG以前のライブ・アクションだからこそ、そしてスピルバーグだからこそ成し得た大スペクタクルシーンです、この場面だけでもいいからもう一度劇場で見たいです、
本作では日本軍を絶対悪と描写しておらず、日本語シーンもちゃんとした日本語が使われています、
クリスチャン・ベールは子役として本作でハリウッドデビュウしたわけですが、いろいろなしぐさが成人後の現在も同じなのはちょっとほほえましい、
ベン・スティラーがセリフありの端役で出演しています、
Zoolander (Spanish) (Spec Sub) [VHS] [Import]
オースティンパワーズより、面白かったです。Ben StillerとOwen Wilson のかけあいに、「こいつら、バカ~?」とつっこまずにこの映画を見れる人はいるのでしょうか?Ben Stillerの声音や話し方が他の映画と違ったのにはビックリ。多才ですよねーZoolanderのキャラにはピッタリの口調です。数分ごとに笑えます。