青鬼赤鬼 ‾ ザ・スターリン・遠藤ミチロウ還暦 & 30周年トリビュート ‾
今晩届いていたので、今聴いてます。やはりインディーズの方が!!!濃い!!!デスね素晴らしい。三角みづ紀ユニット、AZUMI、友川カズキ(御大!!!)、久土’N’茶谷、ふちがみとふなと、火取ゆき、竹原ピストル、、、皆凄いです最高。この後、血刃了、遠藤賢司(これまた御大!!!)、新垣優子さんの方々、、、皆さん、きっと外れ無しでしょうね。メジャー盤とインディー盤の聴き比べも最高に楽しいデスね。
ミチロウさん、昭和は遠くになりにけり
、、、デス!
不滅の男 エンケン 対 日本武道館 子々孫々家宝版 [DVD]
映画館で見ました。エンケンさんの純音楽魂が武道館より断然大きく見えました。曲はいつものレパートリーでしょうか。「カレーライス」「不滅の男」など代表曲が盛り沢山です。個人的には「雨上がりのビル街」でしょうか。泣きました。ライブドキュメントというには範疇が狭すぎる。やはりこれは映像と音楽が見事に融合したエンケンさんの偉大なる映画作品だと思います。DVD 買いです。ロックとかフォークとかジャンルに収まりきれない「純音楽」を知るには最高の1枚です。
だからここに来た!-全日本フォーク・ジャンボリーの記録- [DVD]
1970年のフォークジャンボリーの記録映画は当時から音楽映画というだけでなく、あの時代の象徴としても評価されたもの。フォークからニューミュージック、Jポップと、ポピュラー度が高くなり、歌としてよりは音楽として迎えられる時代になっていくにつれて話題にされることもなくなり、たまにBSやスカパーの特集で放送される程度の取り扱いだった。しかし、今こうしてDVD化されたことは驚きであり、ポニーキャニオンの姿勢に拍手を送りたい。この時代に青春を過ごした者としては、この時代のライブ音源等が関係者のところに沢山眠っているという話に、いつか会えるのではないかと期待している。
フォークジャンボリーは都合3回開催されたが、これはその中間の年。翌年にはメインステージが占拠され演奏ができなくなるという出来事があった一方で、よしだたくろうがサブステージで「人間なんて」を永遠と歌い続けたことは有名だ。そのライブの迫力はCDで復刻されているので耳にすることができる。もちろんこの70年(第2回)もCD化されているし、数社から発売されたものを集めると相当の曲に出会えるので、それも楽しめる。
しかし、このDVDで楽しめるのは、ほかの人も書いているように、岡林信康の歌であり、少しだけ映っているはっぴいえんどの姿だ。つまらなそうに演奏している姿がとても楽しい。数年前に小田和正の「クリスマスの約束」で久しぶりにTV登場した斉藤哲夫の若き哲学者と呼ばれた当時の映像もいい。遠藤賢司もいいし、風船もいい。亡くなった高田渡の若々しい姿、そのバッキングを務める岩井宏も亡くなった。「夜があけたら」の浅川マキも亡くなってしまった。この時「教訓1」でスターになった加川良は残念ながら音源だけ。でも、どれもこれも、あの時代を思い出させてくれるに十分だ。
すべてが懐かしく、うれしいのだが、私がきわめて個人的にうれしいのは、オープニングの映像でフィルム傷がそのまま出ていることと、時々音飛びしていること。さらには、小室等と六文銭の映像だ。そののちにベルウッドから六文銭のアルバムが出されているが、この日のステージの六文銭は別。たしか、記憶に間違いがなければ、ここの女性は小室のり子さん、そう小室さんのファーストアルバム「私は月には行かないだろう」のジャケットに写っている、小室さんの奥さんのはず。小室のり子さんの歌声はこのステージのものしか残っていないのではないかな。六文銭のメンバーがしょっちゅう変わっていた頃であり、まさにフォークの時代だ。
このジャンボリーは、当時のフォークシーンそのものであり、時代を映している。翌年の第3回頃から、フォークは重いものを背負わされ、自ら変貌していくこととなる。このころの流れは今も確実に続いているのだが、ふれあう機会はめっきり少ないままだ。
このDVDが、この時代を知らない若い人たちにどのように映るのかはわからないが、この時代にギターを弾いたことのあるひとには、青春を思い起こさせるに違いない。
新・青春のバイブル´70 完全盤
フォークとニューミュージックが交差する70年代の佳曲集。露骨にビートルズしているチューリップの「魔法の黄色い靴」や後に西城秀樹がカバーしたオフコースの「眠れぬ夜」などのポップな曲もあれば、早逝した大塚博堂の(一般的な)代表曲「ダスティン・ホフマンになれなかったよ」やりりィの「私は泣いています」などの渋い曲もある。
しかし、最も重要なのがムッシュかまやつの「どうにかなるさ」。このアルバムでしか聴くことのできない3分強の「ロングバージョン」なのだ。当時のEPレコードも含め他は2分45秒ぐらいの「ショートバージョン」。たかだか20秒ではあるが、この曲の「放浪感」を満喫するにはどうしても必要な時間なのだ。ショートしかお持ちでない方には是非こちらも体験していただきたい。もちろん、全く聴いたことのない方にもおすすめです。何せ「だれかの足音のバラード」と並ぶムッシュの大傑作なのだから。
俺たちのフォーク!デラックス
他社から出ている「ベストフォーク100曲」の方が、収録曲の多さでは勝る。価格も変わらない。内容を度外視すればそちらの方がお勧め。しかし、どちらの版も、廃盤となっている貴重な音源が含まれており、内容も盛りだくさんであるので、収録曲を比べてどちらを買うかを決めればいいと思う。