モルヒネ (祥伝社文庫)
「うずくまって泣きました」「究極の恋愛小説」などの
文字に惹かれて買いました、が・・・・
恋愛小説としてはいかがなものかしら?という感じです。
モチーフがありきたり。古今東西、使い古された設定。
冒頭の衝撃的な出来事も、その後発展するわけでもなく中途半端。
ただ、在宅医療、ホスピス、尊厳死などについて考える機会は得ました。
その点では評価できると思います。
この方の小説を読んだのは初めてなので、よくわからないのですが
言い回しが難解だったり、地の文なのか会話なのかわかりにくいところが
あったりで、すんなりと読める文章ではなかったです。