The Japan Times Special Report 3.11 A chronicle of events following the Great East Japan Earthquake 英文版 東日本大震災特集
コンパクトに5週間分をまとめられ、英語のリーディング教材にうってつけだと思います。わたしは原発事故の記事を主に読みました。最近、記事にもされなかった事が大手マスコミから小出しされています。本書を震災が8カ月過ぎた時点で読みなおすと、政府、東京電力、原子力村の御用学者の説明がまやかしであり、結託して安全神話をあおったマスコミに今更と思うのはわたしだけでしょうか。
Great Series シュヴァルツシルト 3 Truth
シリーズ中の重要なキャラクターであるエグザシオ・グラフツゥラーの謎が明らかになる作品。
かつて人類の植民で惨禍にみまわれたガーディナル星域に再び人類が植民することとなった。今度は武力によらず、手をとりあって異民族とともに繁栄することを信じて疑わない主人公パーシオン共和国首相エグザス。
だが、そんな彼の前にどす黒い不信や陰謀が火の粉となって振りかかる・・・首相として、人類の代表として彼は戦い抜くことを誓うが・・・。
衝撃的なシナリオと絶妙な十数年以上を経て色あせないゲームバランスをもっていまなお金字塔として君臨する名作シュミレーションゲーム。
Romance
~ Great3の3rdアルバム。片寄とショコラの結婚を最後に大人のバンドになってしまうが、「片寄の絶望との対峙+高桑白根のポップ感覚」が絶妙にからみあった初期3部作の1枚。
全体的には地味な印象だが、一曲一曲がとても重たく、切実な思いが伝わってくる。
歌詞は極限までダイレクトになり、絶望の縁までいってしまっている。M8(loveman)の「だれかと比べてほ~~しい」なんて、狂気寸前である。
サウンド面では、明るい曲調は少なく、高桑白根のインストが曲間を埋めてゆく。重い曲調の中で、M7(マイウェイ)・M12(there is nothing more to say)で救われる。
皮肉にも、最終曲M12(there is nothing more to~~ say)の題名通り、この曲を最後に片寄は、自らのもがき苦しむ姿を歌詞にしなくなってしまった。
ポップアルバムとしてどうかは別として、表現者の作品として一級品。~