短編集
魚喃作品中で昔見た女の子が多数登場。新たなストーリーが生まれてたり、物語が続いてたり……同窓会のようなそんな気分にさせてくれる作品です。
女の子のしっとってこわいものです。この作品を読んであらためて思いました。
線の細い男の子やくびすじの繊細なラインなど、ちょっとそそられる絵にどきどきです。
痛々しいラヴ (Feelコミックス)
書店になくて、でもめちゃ欲しかったので
アマゾンで買いました。
同感できるところが沢山あります。
読んで絶対損はないです。
お洒落ですし。
魚喃さんの作品で、これが一番好き。
私としてはかなりオススメ。
南瓜とマヨネーズ (フィールコミックスGOLD)
中絶経験がある、彼氏に内緒で水商売をする、昔好きだった人と会う………いけない事なんだけど、どれか一つは必ず自分にも当てはまるような、意外にもすごく日常的な事。その本人は特別派手なわけでもなくどちらかと言うと家庭的。そんな主人公の話。
「ただただ泣きなくなるような衝動」「せいちゃんの匂いがもったいなくて洗えない」「なんでリカちゃんがいいコだってわかんないの?」「口の下のそのブチのことは気付けなかった」など、なにげない言葉にふと涙する事が多い一冊です。
題名は、私なりの解釈ですが、例えば「ズッキーニとオリーブオイル」では親近感が沸きません。「南瓜やマヨネーズなど」のあまりに日常なことを意味したかったのではないかと思います。おすすめです。
ストロベリーショートケイクス [DVD]
都会で生きるって、なんか切ないところがあって、
特に若い女の子。
恋しててもしてなくても
仕事がうまくいっててもいってなくても。
でも、懸命に、各々が自分の精一杯で生きてる。
個人的には、男友達に片思いする秋代が好き。
漫画もいいけど、映画は映画でまた別にいい!
blue [DVD]
漫画を最初に読み、身を切られるようなシャープさに、それは思春期特有の良い意味での世界観「心の中の世界=全世界」に触れて、社会人の世界観「金と社会的地位と家族の役割」という日々の生活に心が押しつぶされてしまっている僕にはとても新鮮でショッキングでした。その後映画化されることを知って脚本を読みました。エピソードなどがアレンジされていましたが、これも感動的な出来でした。そして映画を見ました。まず、映像が暗い、役者の表情が見えない。役者の二人の演技は素晴らしいのに、撮影と演出が好きになれませんでした。もっともっと素晴らしい作品になったはずなのに。スチール撮影の川内倫子さんの写真がとても素晴らしく、この空気感とナイーヴさで映画も制作して欲しかった。うーん残念。