バック・トゥ・ザ・フューチャー―名作映画完全セリフ集 (スクリーンプレイ・シリーズ)
この書籍を発見したときはものすごい衝撃を受けたものです。
「これなら英語を楽しんで覚えられる!」と。
バック・トゥ・ザ・フューチャーは改めて説明するまでもなく
映画史に渾然と輝く金字塔を打ち立てた作品です。
シナリオの奥深さ、登場人物の魅力、
各シーンにちりばめられた職人芸ともいえる伏線‥。
私自身はこの映画のDVDを所有しており、それこそ何度も見直した作品でした。
この台詞集は左側に原文、右側に和訳という段組になっており
単語やイディオムも随所に掲載されているため、
私のような高校初級程度の語学力がない方でも
辞書などを特に使わずにすすめることができるでしょう。
またこの台詞集はシリーズ化されており、使用される英語の難易度によって
初級から最上級までカテゴライズされていますが、
本作の英語レベルが初級であったことも私の決意を後押しした一因です。
作品も別途購入して英語字幕で鑑賞しながらですとさらにいいと思います。
映画中の発音も非常にクリアですのでリスニングの訓練にもなるでしょう。
英語習得の必要性を感じているが今ひとつ長続きしない。
そんな方に特にオススメしたい一作です。
1/18 バック・トゥ・ザ・フューチャー パートI デロリアン 2711
色々デロリアンの商品がでていますがこのサンスターが一番良くかっこいい出来だと思います。バックトゥーザフューチャーファン&デロリアンファンは是非購入をお勧めします。
マイケル・J・フォックスの贈る言葉――未来へ踏みだす君に、伝えたいこと
A FUNNY THING HAPPENED ON THE WAY TO THE FUTURE
という単行本で 著者はMichael J.Foxで 2010年発行となっています。
当然、日本語訳を読んだのですが邦訳のタイトルは
マイケル・J・フォックスの贈る言葉
未来へ踏みだす君に、伝えたいこと(早川書房2011年)
この本の 欧文タイトルが邦文タイトルに超訳されるのですから訳者の力量の凄さ・深さに感心してしまいます。
作者について敢えて紹介する必要はないと思いますが、「バック・トゥ・ザ・フューチャー」で世界的スターになって人生最高の時を迎え始めたころ指がふるえ、パーキンソン病の診断が下ります。その後「パーキンソン病研究のためのイケル・J・フォックス財団」を設立し活動をしています。
この本はマイケル・J・フォックスが世に出した「ラッキーマン」「いつも上を向いて」に続く3冊目の和訳本です。「いつも上を向いて」はまだ読んでいませんので書評はできませんが、この「贈る言葉」が新書版で123頁ですから一番短編で読みやすいように思います。
全体的には自叙伝風ですが、その中にはなかなか良い言葉が出てきますのでご紹介します(マイケル自身の言葉ではないものも含まれています)
「状況を最大限うまく活用する人に、状況は最高のものとなる」
「だいじなのは、もうすべてわかったと思った後から何を学ぶかだ」
「災難はよきものへの入り口だ」
「最悪の場合のシナリオを想像して多くの時間を過ごすことはやめてほしい。想像したとおりになるなんてことはまずないし、万が一そのとおりになってしまったら、きみは二度もいやな経験をしなければならなくなる」
「パーキンソン病のおかげでぼくはよりよい人間、よりよい夫、父親、市民でいられるようになった。だからこの病気は贈り物だったのだ。中略 それはぼくたちからいろいろなものをうばいつづける贈り物ではあるけれど・・・それでも確かに贈り物なんだ」
「この瞬間、つまりたったいまが大事だということだ。中略 現在は君のものだ」
「君自身の幸せに責任があるのは、きみひとりだけだ。だけど、だれか他の人の幸せに責任を感じても、それはそれでオーケーだ」
バック・トゥ・ザ・フューチャー[CD]
映画のセリフそのままをはっきり、且つ、ゆっくりとしゃべってくれているので、映画と比べて非常に聞き取りやすくなっています。ただ、映画中のセリフ(歌を含む)を淡々と話しているだけなので、このセリフはどの場面だったか、というのが分かりにくいです。一度映画を見直してから聞いた方がいいかもしれません。
バック・トゥ・ザ・フューチャー・トリロジー
収録曲は「PART3」のみがサウンドトラックで、あとの2作はオーケストラによる演奏。純然たるサウンドトラック集ではないのでお気をつけを。
ただし、まあまあ再現度が高いのと、PART1などは単体サウンドトラックに収録されていない収録曲があったりするので雰囲気を楽しみたい方にはお奨め出来る。