夢に日付を! ~夢実現の手帳術~
はっきり言って装丁とタイトルが誤解を与えて損している本です。
私も、今まで書店で見かけても手帳術のノウハウ・自慢本だと思って
手にもとっていませんでした。
しかし、2006年12月のテレビニュースで、政府の教育関係の委員を
務める社長の渡邊氏が、委員会での議論を官僚によって?ねじ曲げられた
ことに本気で怒っている姿を見て、この人は教育に真剣なのかもと思い
書店でみかけたときにこの本を改めて手に取りました。
そして買いました。
前書きには、この本の印税は全てカンボジア・ネパールの子どものために
寄付すると書いてあったからです。
そして実際に読み進めてみると、「手帳術」ではなく、大学卒業後、
お金をため24歳で300万円を元手に有限会社を興し、わずか数年後には
店頭公開、さらには一部上場を果たし、さらにいまなお壮大な夢を追い続ける
一人の真摯な生き方、熱い想いが書かれていました。
改めて自分の「夢」は何か、読みながら真剣に考えました。
年末に読む機会があり良かったです。新たな気持ちで正月を迎えることができました。
これから社会のスタートラインに立つ知人に送りたいと思った本です。
にしても、表紙とタイトルがやはりちょっと恥ずかしい・・・。センスに欠ける。
がんばれ「あさ出版」!
チュ・ジフン ALL OF ME-MY PLACE,MY FRIENDS AND MY LOVE [DVD]
「宮」でチュ・ジフンさんに魅せられて「魔王」「キッチン」「アンティーク」と2ヶ月間に4作品のDVDを購入。
作品毎に多彩な表情、雰囲気で同じ俳優が演じているのかと目を疑いたくなるほどでした。
もっといろんな顔がみたいと思いこのドキュメントDVDを購入しました。
そこには圧倒的な存在感やカリスマ性をもつチュ・ジフンさんじゃなく、
人懐っこく粗野でナチュラルな普通の27歳の青年がファンのために
自分のお気に入りスポットを紹介する姿、入隊前のひとときを友人らと過ごす姿などがありました。
3枚のディスクを見ていて楽しくも悲しくも愛おしくもせつなくもなりました。
そして、除隊後また作品を通してチュ・ジフンに会いたいと強く思わせてくれるDVDでした。
「バカ売れ」キャッチコピーが面白いほど書ける本
キャッチコピーの書き方を教える本は世にゴマントあります。
しかし、その殆んどには「答え」が書いてありません。
「こういう書き方をすれば上手くいく」「こうすれば上手く書ける」
一番大事な肝は書いてないのです。
ところが本書は全く違います。
「こういうコピーを書いた」「それはこういう方法で」って
えっ!答えを言っちゃってる。
だからこの本を読み終え、私はとてもスッキリしました。
難しい数式を解くように、キャッチコピーを考えていた方、
本書はその逆です。
答えを見てどんな数式かが解ります。
つまりそれって、種明かししてからマジックを見せるのと同じコトです。
普通はしませんけど、中山さんはそれを本にしちゃったのです。