RADWIMPS
このアルバムについては、
印象深い曲とそうでない曲が私の中では完全に二分化されてます。
例えば、心臓やさみしい僕、もしも〜。あいまい。
この4曲はとても良かった。
特に心臓はずっと高速バスの中で聴いていて、
自分の心境と重なって涙が出てきたことが思い出されます。
でもコンドームなどの曲は苦手です。
ラッドの曲は良いものも多いけど、それにしても性的表現がキツイ。
上に挙げた曲以外は同じような感じであまり気に入りませんでした。
インディーズの段階でこのレベルは凄いと思います。
しかしアルバム全体の評価としてはこれくらいにさせて頂きました。
RADWIMPS4~おかずのごはん~
初めて聴きました。
久し振りに歌詞を読めるアーティストに出逢った気がします。
言葉選びにこだわりが感じられます。
恋愛観が幼いという感想がありますけれど、きっと年齢的なことと、
感覚が純粋なだけじゃないっすかね。
年老いたとしても、こういう一種理想のような概念を持てたら幸せじゃないですか?
ただ、シングルカットの作品はけっこう聴けますけれど、
アルバム曲は荒削りな部分が目立ちますね。
でも、成長が楽しみな人たちだと思います。次回作も楽しみにしています。
絶体延命(完全生産限定盤)(116Pフルカラー・フォトブック仕様)(DVD)
「絶体絶命」という、絶望と愛の両義を持つアルバムの楽曲を、
RADWIMPSのメンバーがLiveで等身大で表現してくれている。
その素晴らしい姿を記録した、素晴らしいLiveDVD。
フォトブックも、メンバーがたくさん映っており、ファンにとってはうれしい付録。
(空白ページがありますが、これは写真家の作品集などでもよく使われるひとつの手法です)
本作では、前作のような演奏中に余計な編集が多々織り交ぜられたLiveDVDとは異なり、
演奏中の彼らの表情や仕草がありのまま映し出されているため、
絶体延命ツアーに参加することの出来なかった自分でも、
まるでそこにいる観客の一員かのように楽しむことができた。
このDVDの素晴らしさを表すにはここは小さすぎるので、
どうしても伝えたいことを。
CD未収録曲「ブレス」。
これを聴くだけでも、このDVDを観る価値はきっとある。
「この絶望も希望も畏怖も平穏も機微も快楽も天辺も奈落も狂乱も」、
「全ては」愛する「君の指揮次第」という歌詞。
そして、糸色を連想させる「救世主」からの「狭心症」。
エンドロールでの、音の葉と共に映し出される数々の写真。
彼らの、3.11への想いを、
愛には絶望を乗り越えさせる力があるのだという強い想いを感じた。
人は忘れゆく生きもので、それは一つの人間の持つ強さだと思うけど、
これを観る度に、忘れても、
思い出さなければならないあの出来事について思い出させてくれると思う。
きっと、狭心症の前に彼が発したあの言葉が、全てだったのだろう。
大丈夫。しっかりと伝わったよ。
3.11を経験した今の世界に、このような作品に出会わせてくれる彼らがいるということは、
自分にとって本当に幸せなことなんだ。
心の底から、伝えたい。
「ありがとう」
絶体延命(完全生産限定盤)(116Pフルカラー・フォトブック仕様)(Blu-ray)
とにかく凄い、鳥肌が立ちます。今回はライブをそのまま映像にしていて余計な編集はなく、ライブに行った気分を味わうことができます。映像も綺麗で大満足です。
ただ写真集にBDがついてますので、保存が難しいかもしれないです。ディスクはディスクでケースがあった方が良かったかな。 でも大満足の★5です!!買って損なし。